OpenAI APIOpenAI の機能

FEATURE

Computer use

Computer use は、モデルにブラウザやデスクトップの画面を操作させる OpenAI API の機能です。

提供中公式発表と照合済み
初出未調査
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境API
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. Claude・Anthropic の対応する機能
  6. 関連する機能
  7. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

画面をモデルに操作させる

モデルがブラウザやデスクトップの画面を操作します。フォーム入力、ユーザーフローのテスト、アプリケーション内のタスク実行に使えます。

POINT 02

マウスとキーボードの操作

computer ツールでは、モデルが構造化されたマウス・キーボード操作を返し、アプリケーションがそれをブラウザやデスクトップへの入力に変換します。操作は click、double_click、drag、move、scroll、keypress、type、wait、screenshot です。

POINT 03

ホスト型の環境を使う

ブラウザやデスクトップを自前で動かす代わりに、パートナーの環境を使えます。Agents API では、OpenAI がホストするブラウザの中でエージェントがタスクを実行します。

GUIDE

機能解説

概要

フォームの入力、ユーザーフローのテスト、アプリケーション内でのタスクの実行に使えます。Agents API では、エージェントが OpenAI がホストするブラウザの中でタスクを実行します。Web サイトへのアクセス承認とサインインは、利用者のアプリケーション側で扱います。

組み込みの方法

Computer use をアプリケーションに組み込む方法は、次のとおりです。

  • SDK を使う: SDK が Python または Node で Responses のツールループを実行します。アプリケーションは driver (環境を読み取る、または許可された操作を実行するコード) を用意し、セッション、権限、後片付けを管理します。
  • ホスト型の環境につなぐ: ブラウザやデスクトップを自前で動かす代わりに、パートナーの環境を使います。
  • Responses API を直接使う: ツールループを自分で管理したい場合の方法です。環境を用意し、モデルの要求を実行します。

すでに function calling や remote MCP tools で UI 操作を公開している場合は、そのインターフェースをそのまま使えます。

computer ツールと code execution

Responses API を直接使う場合、モデルに画面を操作させる形として、computer ツールと code execution があります。

  • computer ツール: モデルが構造化されたマウス・キーボード操作を返し、アプリケーションがそれをブラウザやデスクトップへの入力に変換します。computer_call には、順序付きの actions 配列が入ります。
  • code execution: モデルが PyAutoGUI や Playwright などのライブラリを使うコードを書いて画面を操作します。1 回の呼び出しで、複数の操作、ループ、条件分岐を組み合わせられます。モデルにはスクリプトを受け取る function tool を渡し、アプリケーションが隔離されたブラウザまたはデスクトップ環境でスクリプトを実行して、スクリーンショットを含む出力を返します。

導入時に確認したい点

  • API の会話と実行環境は、状態を別々に持ちます。レスポンスを続けても、ブラウザのセッション、ログイン状態、実行時の変数は復元されません。ツール呼び出しとその出力を会話に残し、対応する環境をアプリケーション側で使える状態に保つ必要があります。
  • SDK を使う場合、セッション、権限、後片付けはアプリケーション側の管理です。
  • Agents API で OpenAI がホストするブラウザを使う場合も、Web サイトへのアクセス承認とサインインはアプリケーション側で扱います。

Agents API での提供

2026 年 9 月 29 日に、Agents API に Computer use が追加されました。エージェントは OpenAI がホストするブラウザの中でタスクを実行します。対象となるプランについては、公式のリリースノートには記載がありません。

HOW TO USE

使い方

ここでは、Responses API で computer ツールを使う基本の流れを示します。

  1. tools 配列で computer を有効にし、求める結果を記述してタスクを送ります。
  2. アクションハンドラーで、モデルが要求した操作をブラウザまたは OS への入力に変換します。許可した操作を順番に実行し、更新後の画面をキャプチャします。
  3. 処理した呼び出しと call_id が一致する computer_call_output を返します。previous_response_id を使ってモデルとの会話を続けます。
  4. モデルが computer_call を返さなくなるまで繰り返します。残りの出力に回答、支援の依頼、別のツール呼び出しが無いかを確認し、アプリケーション上で結果を確かめます。
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USE CASES

利用シーン

CASE 01

Web やアプリケーションのフォームへの入力作業に使えます。

CASE 02

ユーザーフローのテストに向いています。操作内容、スクリーンショット、最終状態を見てタスクの成否を確認できます。

CASE 03

アプリケーションの画面上で行うタスクの実行に使えます。

COMPARISON

Claude・Anthropic の対応する機能

比較の単位となる業務: エージェントによるホスト型ブラウザでの Web タスク自動実行

Anthropic の Claude API には、アプリケーション側がホストするブラウザを操作するクライアントツールセットとして browser use tool (browser_toolset_20260801) があります。OpenAI の Computer use は、Agents API で OpenAI がホストするブラウザを使う形も取ります。

操作の範囲も異なります。browser use tool はデスクトップ全体ではなくブラウザのビューポート内で動作し、アクセシビリティツリー、要素、フォーム、タブを読み取ります。Computer use は、ブラウザに加えてデスクトップの画面も操作の対象です。

複数の操作をまとめる仕組みは両方にあります。Claude API の computer_toolset_20260801 は 1 ターンで複数の操作を行うバッチアクションを備えます。Computer use では computer_call が順序付きの actions 配列を持ち、code execution では 1 回の呼び出しで複数の操作を組み合わせられます。

SOURCES

出典

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