できること
最速のティアで生成
Ultrafast mode は OpenAI API で最速のサービスティアです。gpt-6-astra や gpt-6.1-sol で service_tier: "ultrafast" を指定すると、生成される出力トークン間の時間を短縮できます。
Agents API で指定
Agents API でも、対応モデルで agent.service_tier を ultrafast に設定すると、生成トークン間の時間を短縮できます。
WebSocket と HTTP
永続的な WebSocket 接続で使えるほか、SDK を通じた HTTP リクエストにも対応しています。
機能解説
概要
対応モデルで service_tier: "ultrafast" を指定すると、生成される出力トークン間の時間を短縮できます。OpenAI は、ツール呼び出しを短い間隔で何度も行うエージェント型のアプリケーションでは、WebSocket と組み合わせて使うことを強く推奨しています。
Ultrafast mode は、OpenAI API のサービスティアの一つで、最も高速なティアです。リクエストで service_tier を ultrafast に指定して使います。
効果の中心は、生成される出力トークンとトークンの間の時間の短縮です。最初に発表された GPT-5.6 Sol 向けのティアは、Standard 処理より最大 14 倍高速に動作するものとして発表されました。
接続方式の選び方
OpenAI は、Ultrafast mode を WebSocket と組み合わせて使うことを強く推奨しています。特に、ツール呼び出しを短い間隔で何度も行うエージェント型のアプリケーションが対象です。永続的な接続を使わない場合、ネットワークのオーバーヘッドによって Ultrafast mode のレイテンシ短縮の効果が小さくなる場合があります。
Ultrafast mode は SDK を通じた HTTP リクエストにも対応しています。HTTP で使う場合は、responses エンドポイントへのリクエストのボディに "service_tier": "ultrafast" を含めます。ただし、ツール呼び出しが頻繁なエージェント型のアプリケーションでは、リクエスト間のオーバーヘッドを抑えるため、HTTP より永続的な WebSocket 接続が推奨されています。
提供状況の注意
提供の範囲は、モデルごとに異なります。
- GPT-5.6 Sol 向けの Ultrafast mode は、一部の顧客向けの限定プレビューとして提供されます。
- GPT-6 Astra の Ultrafast mode は、レート制限の範囲内で API 顧客に提供されます。処理はグローバル処理と米国データレジデンシーで提供され、EU およびその他の地域の推論レジデンシーには対応していません。
- GPT-6.1 Sol の Ultrafast mode は、レート制限の範囲内ですべての API ユーザーに提供されます。処理はグローバル処理と、米国および EU のデータレジデンシーで提供されます。
対象となる契約プランについては、公式のリリースノートには記載がありません。
使い方
以下は、WebSocket で使う場合の流れです。
- Connect and create responses の説明に沿って、使う言語の SDK と WebSocket の依存関係をインストールします。
- サンプルを実行する前に、環境変数
OPENAI_API_KEYを設定します。 - 各
response.createイベントで、modelをgpt-6-astraまたはgpt-6.1-solに、service_tierをultrafastに設定します。 - 次のターンでは新しいプロンプトを送り、前の応答の ID を
previous_response_idとして渡します。 - 以降のターンやツールの結果の送信にも、同じ WebSocket 接続を再利用します。
利用シーン
ツール呼び出しを短い間隔で何度も行うエージェント型のアプリケーションに向いています。この場合は WebSocket 接続と組み合わせて使います。
Agents API で構築したエージェントで、生成トークン間の時間を短縮したい場面に使えます。
Responses API で、出力トークンの生成間隔を短くしたい対話型の処理に使えます。
Claude・Anthropic の対応する機能
比較の単位となる業務: API での出力トークン生成の高速化 (低レイテンシ推論)
Claude API の Fast mode も、出力トークンの生成を高速にする機能です。Ultrafast mode は、リクエストで service_tier: "ultrafast" を指定して使います。Claude API の Fast mode は、Claude Opus 4.7 では speed: "fast" と model: "claude-opus-4-7"、fast-mode-2026-02-01 ベータヘッダーを指定して使い、割増料金で提供されていました。Claude Opus 4.7 の fast mode は、その後削除されています。
提供の形では、GPT-6.1 Sol の Ultrafast mode はレート制限の範囲内ですべての API ユーザーに提供されます。Claude Opus 4.8 の Fast mode は、Claude API のみでリサーチプレビューとして提供されます。
これまでの変更
Agents API に Ultrafast mode が追加されました。
Responses API で GPT-6.1 Sol 向けの Ultrafast mode が追加されました。
Responses API で GPT-6 Astra 向けの Ultrafast mode が追加されました。
GPT-5.6 Sol 向けの新しい API サービスティアとして Ultrafast mode が発表されました。一部の顧客向けの限定プレビューとしての提供です。