できること
キー作成の種類を制限
管理者は組織またはプロジェクト単位で、サービスアカウントキーのみ許可、ユーザー所有のプロジェクトキーのみ許可、新規 API キー作成の全面無効化のいずれかを選べます。
最大有効期間の強制
管理者は Platform settings (プラットフォーム設定) で、組織またはプロジェクト単位にキーの最大有効期間を設定できます。新しく作成するキーは、設定された上限内で失効する必要があります。
作成時に有効期限を設定
プロジェクト API キーを作成するときに、そのキーの有効期限を設定できます。
機能解説
概要
管理者は組織またはプロジェクト単位で、キーの最大有効期間や、作成を許可するキーの種類を設定できます。API キーの発行ルールを組織として揃えたい場面に関わる機能です。
API key governance は、プロジェクト API キーの「いつまで使えるか」と「誰が・どの種類のキーを作れるか」を管理する機能です。
- キーの作成時に有効期限を設定できます。
- 管理者は Platform settings (プラットフォーム設定) で、組織またはプロジェクト単位のキーの最大有効期間を強制できます。
- 管理者は組織またはプロジェクト単位で、作成を許可するキーの種類を選ぶか、新規作成そのものを無効にできます。
提供状況の注意
対象となるプランや提供地域については、公式のリリースノートには記載がありません。
管理者・導入時に確認したい点
- 組織に設定した制限は、プロジェクトの設定より優先されます。組織で決めたルールを、プロジェクト側の設定で緩めることはできません。
- 作成の統制は既存の API キーには影響しません。制限は新しく作成するキーに対して働きます。
- 最大有効期間の強制も、新しく作成するキーが対象です。
利用シーン
個人に紐づくキーを作らせず、サービスアカウントキーだけで API を利用する運用に向いています。
有効期限の上限を組織のルールとして決め、新規キーにその上限を守らせる場面に使えます。
検証用など一時的に使うキーに、作成時点で有効期限を付けて発行する場面に使えます。
新しい API キーの発行を組織またはプロジェクト単位で止めたい場面に使えます。
Claude・Anthropic の対応する機能
比較の単位となる業務: API キーの有効期限設定と作成権限の統制
Anthropic の Claude Console でも、API キーや Admin API キーの作成時に有効期限を設定できます。既存キーへの影響については、OpenAI API の API key governance では作成の統制は既存の API キーに影響しません。Claude Console では、既存のキーは有効期限設定の導入による影響を受けません。
有効期限の扱いでは、OpenAI API の API key governance は、管理者が組織またはプロジェクト単位でキーの最大有効期間を強制できます。Claude Console の API キー管理では、有効期限をプリセット、任意の期間、無期限 (Never) から選び、有効期間が 7 日以上のキーは期限切れ前に作成者へメールで通知されます。
キーの種類について、Claude Console では個人キーとサービスアカウントキーを作成できます。OpenAI API の API key governance では、管理者がサービスアカウントキーのみ、またはユーザー所有のプロジェクトキーのみに作成を制限するか、新規作成を全面的に無効にできます。
これまでの変更
組織およびプロジェクト単位の API キー作成の統制コントロールが追加されました。サービスアカウントキーのみ許可、ユーザー所有のプロジェクトキーのみ許可、新規作成の全面無効化から選べます。組織の制限はプロジェクト設定より優先され、既存の API キーには影響しません。
プロジェクト API キーの作成時に有効期限を設定する機能と、管理者が Platform settings (プラットフォーム設定) で組織またはプロジェクト単位のキーの最大有効期間を強制する機能が追加されました。