CodexOpenAI の機能

FEATURE

Google Cloud Vertex AI provider

Google Cloud Vertex AI provider は、Codex から Google Cloud Vertex AI 上のモデルを使うための組み込みプロバイダーです。

提供中公式発表と照合済み
初出2026年10月27日
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境ターミナル
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. Claude・Anthropic の対応する機能
  6. これまでの変更
  7. 関連する機能
  8. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

Vertex AI のモデルを使う

自分のプロジェクトがアクセスできる Vertex AI 上のモデルを、Codex から使えます。config.toml で組み込みプロバイダー model_provider = "gcp" を指定します。

POINT 02

環境変数で設定を補う

project_id や location を省略した場合、Codex はそれぞれ GOOGLE_CLOUD_PROJECT と GOOGLE_CLOUD_LOCATION を読み取ります。ロケーションの既定値は global です。

POINT 03

認証情報ファイルを指定

credential_file に ADC ファイルの絶対パスを指定すると、そのファイルで認証できます。このとき Codex は認証コマンドに対して GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS をそのパスに設定します。

GUIDE

機能解説

概要

自分のプロジェクトがアクセスできる Vertex AI のモデルを、config.toml で組み込みプロバイダーを指定して使います。設定では model_provider = "gcp" を指定し、Google Cloud のプロジェクトとロケーションを渡します。

Codex CLI 0.165.0 で、組み込みの Google Cloud Vertex AI プロバイダーが追加されました。自分のプロジェクトがアクセスできる Vertex AI のモデルを使うには、config.toml で組み込みプロバイダーを設定します。

model_provider = "gcp"

[model_providers.gcp]
project_id = "my-project"
location = "global"
  • project_id を省略すると、Codex は GOOGLE_CLOUD_PROJECT を読み取ります。
  • location を省略すると、Codex は GOOGLE_CLOUD_LOCATION を読み取ります。
  • ロケーションの既定値は global です。

認証の仕組み

既定の認証では、Codex を実行するマシンに Google Cloud CLI をインストールし、gcloud auth application-default login でローカルにサインインします。Codex はアクセストークンを得るために gcloud auth application-default print-access-token を実行します。

特定の ADC ファイルを使う場合は、[model_providers.gcp] の下で credential_file にそのファイルの絶対パスを設定します。credential_file を設定すると、Codex は認証コマンドの実行時に GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS をそのパスに設定します。

エンドポイントや認証方法のカスタマイズ

利用環境で別のエンドポイント、別のトークン取得コマンド、固定のヘッダーを使う場合は、[model_providers.gcp] の下で base_url、auth、http_headers を設定します。

提供状況の注意

この組み込みプロバイダーは Codex CLI 0.165.0 で追加されました。対象となるプランについては、公式のリリースノートには記載がありません。

HOW TO USE

使い方

  1. config.toml に model_provider = "gcp" を書き、[model_providers.gcp] の下に project_id と location を設定します (例: project_id = "my-project"、location = "global")。
  2. 既定の認証を使う場合は、Codex を実行するマシンに Google Cloud CLI をインストールします。
  3. ローカルでサインインするには、gcloud auth application-default login を実行します。
公式ヘルプを開く ↗
USE CASES

利用シーン

CASE 01

自社の Google Cloud プロジェクトでアクセスできる Vertex AI のモデルを、Codex CLI から使う場面に向いています。

CASE 02

プロジェクトやロケーションを config.toml に書かず、GOOGLE_CLOUD_PROJECT と GOOGLE_CLOUD_LOCATION の環境変数で渡す運用に使えます。

CASE 03

用途ごとに用意した特定の ADC ファイルで認証したい場面に使えます。

CASE 04

別のエンドポイントや固定のヘッダーが必要な社内の利用環境に合わせて、接続先を調整する場面に使えます。

COMPARISON

Claude・Anthropic の対応する機能

比較の単位となる業務: コーディングエージェント CLI を Google Cloud Vertex AI 経由のモデルで利用する設定

対応する機能である Third-party providers (Bedrock / Vertex / Mantle) では、ログイン画面で「3rd-party platform」を選ぶと対話型の Google Vertex AI セットアップウィザードが使え、GCP 認証、プロジェクトとリージョンの設定、認証情報の確認、モデルの固定を順に案内します。/setup-vertex でもセットアップを行えます。

一方、Codex の Google Cloud Vertex AI provider は、config.toml に model_provider = "gcp" と [model_providers.gcp] の project_id・location を書いて設定します。どちらも Vertex AI 経由でモデルを使うための設定ですが、設定の進め方が対話型の案内か設定ファイルへの記述かという点が異なります。

TIMELINE

これまでの変更

  1. Codex CLI 0.166.0 で、GPT-6.1 Terra が Vertex AI のモデルカタログに追加されました。

  2. Codex CLI 0.165.0 で、組み込みの Google Cloud Vertex AI プロバイダーが追加されました。model_provider = "gcp" で設定します。

SOURCES

出典

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