Claude CodeAnthropic の機能

FEATURE

Third-party providers

Third-party providers は、Claude Code を Amazon Bedrock や Google Vertex AI といった外部クラウド経由で使うための仕組みです。

提供中公式発表と照合済み
初出未調査
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境ターミナル、クラウド基盤経由
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 利用シーン
  4. ChatGPT・OpenAI の対応する機能
  5. これまでの変更
  6. 関連する機能
  7. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

対話型で接続を設定

ログイン画面で「3rd-party platform」を選ぶと、Bedrock と Google Vertex AI それぞれのセットアップウィザードを使えます。認証、リージョン (Vertex AI ではプロジェクトも) の設定、認証情報の確認、モデルの固定までを案内します。

POINT 02

Mantle 基盤の Bedrock

Mantle を基盤とする Amazon Bedrock に対応しており、CLAUDE_CODE_USE_MANTLE=1 を設定して使います。

POINT 03

環境変数で動作を調整

ANTHROPIC_BEDROCK_SERVICE_TIER で Bedrock のサービスティア (default、flex、priority) を、ANTHROPIC_BEDROCK_REGION_PREFIX で優先するクロスリージョン推論プロファイルを選べます。ENABLE_PROMPT_CACHING_1H で 1 時間のプロンプトキャッシュ TTL も選べます。

GUIDE

機能解説

概要

ログイン画面で「3rd-party platform」を選ぶと、クラウドの認証、リージョン設定、認証情報の確認、モデルの固定までを対話形式で進められます。Mantle を基盤とする Amazon Bedrock にも対応しています。自社のクラウド環境の認証やリージョン設定の下で Claude Code を動かしたい場面に関わる機能です。

Claude Code は、Anthropic API に直接つなぐ方法のほかに、Amazon Bedrock、Mantle を基盤とする Amazon Bedrock、Google Vertex AI を経由して使えます。

  • セットアップ: ログイン画面で「3rd-party platform (外部プラットフォーム)」を選ぶと、Bedrock 用と Google Vertex AI 用の対話型セットアップウィザードが開きます。/setup-bedrock と /setup-vertex は、CLAUDE_CONFIG_DIR を設定している場合に実際の settings.json のパスを表示し、再実行時には既存の固定からモデル候補を用意し、対応モデルでは「with 1M context」の選択肢を示します。
  • Mantle: CLAUDE_CODE_USE_MANTLE=1 を設定すると、Mantle を基盤とする Amazon Bedrock を使えます。
  • 既定モデル: Bedrock、Vertex、Claude Platform on AWS の既定モデルは Claude Opus 4.8 です。
  • 既定の effort レベル: Bedrock/Vertex/Foundry のユーザーの既定の effort レベルは high で、/effort で調整できます。

Bedrock と Vertex AI ごとの設定項目

Amazon Bedrock

  • AWS_REGION が未設定のときは、AWS SDK と同じ優先順位で ~/.aws の設定ファイルからリージョンを読み取ります。リージョンの取得元は /status で確認できます。
  • ANTHROPIC_BEDROCK_SERVICE_TIER でサービスティア (default、flex、priority) を選べます。値は X-Amzn-Bedrock-Service-Tier ヘッダーとして送られます。
  • ANTHROPIC_BEDROCK_REGION_PREFIX を使うと、AWS_REGION から決まるものではなく、特定のクロスリージョン推論プロファイルを優先できます。

Google Vertex AI

  • X.509 証明書ベースの Workload Identity Federation (mTLS ADC) に対応しています。
  • ツール検索は Claude 4.5 世代以降のモデルで有効です。

共通

  • ENABLE_PROMPT_CACHING_1H で、1 時間のプロンプトキャッシュ TTL を選べます。
  • auto mode は、Bedrock、Vertex AI、Foundry で CLAUDE_CODE_ENABLE_AUTO_MODE のオプトインなしで使えます。

提供状況の注意

対象プランや提供地域については、公式のリリースノートには記載がありません。

管理者・導入時に確認したい点

  • 使えるプロバイダーの制限: 管理設定 allowedProviders で、マシンが使える API プロバイダーを制限できます。対象には Anthropic API、カスタムエンドポイント、Bedrock、Mantle、Vertex AI、Foundry、Claude Platform on AWS、Cloud gateway が含まれます。
  • 既定モデルへのアクセスを外した場合: Bedrock と Vertex AI のセッションは、管理者が既定モデルへのアクセスを外したとき、失敗せずに同じティアの古い利用可能モデルへ切り替わります。
  • モデル設定の読み込み元: Bedrock、Mantle、Vertex、Foundry 上の Claude Code は、downloads.claude.ai の署名付きファイルからモデル設定を読み込みます。CLAUDE_CODE_MODEL_CATALOG=off を設定すると、この動作を止められます。
  • auto mode の無効化: auto mode を使わせない場合は、settings の disableAutoMode で無効にできます。
  • Claude apps gateway: Claude apps gateway には、Amazon Bedrock の Mantle エンドポイント向けの mantle アップストリームプロバイダーがあります。
USE CASES

利用シーン

CASE 01

AWS の認証とリージョン設定の下で Claude Code を動かす場面に使えます。セットアップウィザードで認証情報の確認とモデルの固定まで進められます。

CASE 02

Google Cloud のプロジェクトとリージョンを指定して Claude Code を使う場面に向いています。

CASE 03

組織の端末で使える API プロバイダーを限定したい場面に、allowedProviders 管理設定を使えます。

CASE 04

Bedrock の利用で、用途に合わせてサービスティア (default、flex、priority) を選び分ける場面に使えます。

COMPARISON

ChatGPT・OpenAI の対応する機能

比較の単位となる業務: 外部クラウド (Bedrock / Vertex AI) 経由でのコーディングエージェントの利用設定

Codex でも Amazon Bedrock と Google Cloud Vertex AI を経由した利用ができます。Codex では Amazon Bedrock をモデルプロバイダーとして設定し、AWS 管理の認証・アカウント管理・課金のもとでローカル実行します。Vertex AI は組み込みのプロバイダーとして model_provider = "gcp" で設定します。Claude Code では、ログイン画面で「3rd-party platform」を選んで開く対話型のセットアップウィザードで、Bedrock と Vertex AI の認証や設定を進めます。

既定モデルも異なります。Claude Code の Bedrock・Vertex での既定モデルは Claude Opus 4.8、Codex の Bedrock での既定モデルは GPT-5.6 Sol です。

TIMELINE

これまでの変更

  1. Bedrock、Mantle、Vertex、Foundry 上の Claude Code が、署名付きファイルからモデル設定を読み込むようになりました。

  2. allowedProviders 管理設定が追加され、既定モデルへのアクセスが外された場合のモデル切り替えが導入されました。

  3. Claude apps gateway に mantle アップストリームプロバイダーが追加されました。

  4. ANTHROPIC_BEDROCK_REGION_PREFIX 環境変数が追加されました。

  5. Google Vertex AI でのツール検索が Claude 4.5 世代以降のモデルで再び有効になりました。

  6. Bedrock、Vertex AI、Foundry で auto mode がオプトインなしで使えるようになり、Bedrock、Vertex、Claude Platform on AWS の既定モデルが Claude Opus 4.8 に変わりました。

  7. Bedrock が ~/.aws の設定ファイルからリージョンを読み取るようになりました。

  8. ANTHROPIC_BEDROCK_SERVICE_TIER 環境変数の追加と、Vertex AI での mTLS ADC への対応が行われました。

  9. 未対応の beta ヘッダーエラーを避けるため、Vertex AI でツール検索が既定で無効になりました (ENABLE_TOOL_SEARCH で有効化可能)。

  10. /setup-vertex と /setup-bedrock が改善されました。

  11. ENABLE_PROMPT_CACHING_1H 環境変数が追加されました。

  12. 対話型の Google Vertex AI セットアップウィザードが追加されました。

  13. Mantle を基盤とする Amazon Bedrock に対応しました。同日、Bedrock/Vertex/Foundry のユーザーの既定の effort レベルが medium から high に変わりました。

  14. ログイン画面から使える対話型の Bedrock セットアップウィザードが追加されました。

SOURCES

出典

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