CodexOpenAI の機能

FEATURE

Amazon Bedrock 連携

Amazon Bedrock 連携は、ローカルで動く Codex と ChatGPT Work を、Amazon Bedrock 経由で提供される OpenAI モデルにつなぐ設定です。

提供中公式発表と照合済み
初出2026年6月1日
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境ターミナル、クラウド基盤経由
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. Claude・Anthropic の対応する機能
  6. これまでの変更
  7. 関連する機能
  8. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

Bedrock 経由でモデル利用

ローカルの Codex と ChatGPT Work から、Amazon Bedrock 経由で提供される OpenAI モデルを使えます。認証・アカウント管理・課金は AWS 側の仕組みで行います。

POINT 02

Runtime と Mantle の選択

クロスリージョン推論 (CRIS) の Bedrock Runtime と、リージョン内推論の Bedrock Mantle のどちらかのエンドポイントを選べます。モデルピッカーには、設定したプロバイダーに対応するモデルが表示されます。

POINT 03

AWS の認証情報で認証

Bedrock API キーまたは AWS IAM の認証情報で認証します。Bedrock API キー、AWS SDK の認証情報チェーンの順に確認されます。

GUIDE

機能解説

概要

この構成では、ローカルのクライアントが AWS 管理の認証とアクセス制御を使ってモデルへのリクエストを Bedrock に送ります。Amazon Bedrock をモデルプロバイダーに設定すると、AWS 管理の認証・アカウント管理・課金のもとで Codex をローカル実行できます。

Amazon Bedrock をモデルプロバイダーにすると、OpenAI がホストする Responses API はリクエストの経路に入りません。ローカルのクライアントはモデルへのリクエストを Amazon Bedrock に送り、Bedrock が対応する OpenAI モデル向けに OpenAI 互換の Responses API の実装を提供します。

このプロバイダーでは、ChatGPT へのサインインや OPENAI_API_KEY は使いません。認証には Bedrock API キーまたは AWS IAM の認証情報を使い、Bedrock API キー、AWS SDK の認証情報チェーンの順に確認されます。

ChatGPT のデスクトップアプリ、Codex CLI、IDE 拡張機能、SDK は、同じローカルの設定レイヤーを読み込みます。

エンドポイントの選択と手動設定

プロバイダーを手動で設定する場合や、エンドポイントを変更する場合は ~/.codex/config.toml を編集します。amazon-bedrock は Mantle を、amazon-bedrock-runtime は Runtime を選ぶプロバイダーです。

Bedrock Runtime を使う場合の設定は次のとおりです。

model_provider = "amazon-bedrock-runtime"
web_search = "disabled"

Bedrock Mantle エンドポイントでホスト型の Web 検索を使う場合の設定は次のとおりです。

model_provider = "amazon-bedrock"
web_search = "cached"

Bedrock API キーで認証する場合は、ローカルのクライアントが読み込む環境に API キーを設定し、リージョンも指定する必要があります。デスクトップアプリと IDE 拡張機能では、必要な値を ~/.codex/.env に記述し、アプリまたは拡張機能を再起動します。

デスクトップでの設定と接続の確認

デスクトップでは、Sign in another way (別の方法でサインイン) で Use Amazon Bedrock (Amazon Bedrock を使う) を選びます。続いて Set up Amazon Bedrock (Amazon Bedrock の設定) で Choose sign-in method (サインイン方法の選択) を開き、AWS profile、AWS access keys、Bedrock API key のいずれかを選びます。AWS プロファイルの場合は、プロファイル名と AWS リージョンを入力して Continue (続行) を選びます。その後、新しいタスクを開いて設定を確認します。

接続の確認では、Codex CLI で /status を開き、モデルプロバイダーが使うエンドポイントと一致していることを確かめます。そのうえで、新しいタスクで短いプロンプトを送り、応答を確認します。

提供状況の注意

  • Amazon Bedrock ログインは、2026 年 7 月 21 日の追加時点で実験的 (experimental) な機能として提供されました。
  • Bedrock Mantle は AWS GovCloud リージョンも受け付けます。
  • 対象プランについては、公式のリリースノートには記載がありません。
HOW TO USE

使い方

Codex CLI で Amazon Bedrock をプロバイダーとして設定する流れです。

  1. codex を起動し、サインイン画面で Use Amazon Bedrock (Amazon Bedrock を使う) を選びます。
  2. 検出された AWS プロファイルや認証情報を選ぶか、認証方法を選びます。認証情報が見つからない場合は、AWS profile (AWS プロファイル)、AWS access keys (AWS アクセスキー)、Environment variables (環境変数)、Bedrock API key (Bedrock API キー) のいずれかを選びます。
  3. 選んだ認証方法の案内に従い、求められたら AWS リージョンを入力します。環境変数を選んだ場合は、シェルで環境変数を設定してから Codex を再起動します。
公式ヘルプを開く ↗
USE CASES

利用シーン

CASE 01

AWS アカウントの認証・アカウント管理・課金のもとで Codex をローカル実行したい場面に向いています。

CASE 02

推論をリージョン内で行いたい場面では、Bedrock Mantle エンドポイントを選ぶ使い方に向いています。

CASE 03

AWS GovCloud リージョンで Bedrock Mantle を使う場面に使えます。

CASE 04

認証情報を社内の仕組みから取得する運用では、設定したコマンドから AWS 認証情報を取得する仕組みが使えます。キャッシュ、有効期限に基づく更新、認証の回復に対応します。

COMPARISON

Claude・Anthropic の対応する機能

比較の単位となる業務: Amazon Bedrock 経由でのコーディングエージェントの利用 (AWS 認証・課金)

対応する機能である Third-party providers (外部クラウド経由の利用) にも、Bedrock のセットアップウィザードがあります。こちらはログイン画面で「3rd-party platform」を選ぶと使え、AWS 認証、リージョン設定、認証情報の確認、モデルの固定を案内します。Codex では、サインイン画面で Use Amazon Bedrock を選び、認証方法とリージョンを指定する流れで、Amazon Bedrock セットアップウィザードは 2026 年 10 月 23 日から既定で有効です。

Mantle の指定方法も異なります。Third-party providers では CLAUDE_CODE_USE_MANTLE=1 を設定して Mantle を基盤とする Amazon Bedrock を使います。Codex では ~/.codex/config.toml で model_provider に amazon-bedrock を指定すると Mantle が選ばれます。

TIMELINE

これまでの変更

  1. GPT-6.1 Terra が Amazon Bedrock のモデルカタログに追加されました。

  2. Amazon Bedrock セットアップウィザードが既定で有効になりました。認証情報が検出された場合、API キーの入力が他の AWS サインイン方法とまとめて表示されます。

  3. Amazon Bedrock の Astra モデルで Ultrafast サービスティアが有効になりました。

  4. 対応モデルでマルチエージェント V2 と Ultra 推論がサポートされ、Bedrock Mantle が AWS GovCloud リージョンも受け付けるようになりました。

  5. GPT-6.1 Sol が、同梱カタログと Amazon Bedrock の Mantle・Runtime カタログの既定モデルとして追加されました。

  6. GPT-6 Sol と Luna が Amazon Bedrock 対応を含めて追加されました。

  7. 設定したコマンドから AWS 認証情報を取得できるようになり、キャッシュ、有効期限に基づく更新、認証の回復に対応しました。

  8. GPT-6-Astra が、Mantle と Runtime のグローバル/US ルート向けに Amazon Bedrock のモデルピッカーへ追加されました。

  9. ターミナル UI と codex exec で、Amazon Bedrock の再認証を含む認証情報更新の進行状況が表示されるようになりました。

  10. Amazon Bedrock モデルでの会話圧縮とマルチエージェントの互換性の問題が修正され、管理された AWS アクセスキーがサポートされました。

  11. Amazon Bedrock Runtime を組み込みプロバイダーとして使えるようになり、AWS プロファイル・リージョン・GPT-5.6 のルーティングに対応しました。

  12. Amazon Bedrock でキャッシュされた Web 検索とリモートの会話圧縮が有効になりました。

  13. 実験的な Amazon Bedrock ログイン、カスタムエンドポイントと認証のサポートが追加され、GPT-5.6 Sol が Bedrock の既定モデルになりました。

  14. Amazon Bedrock の GPT-5.6 Sol・Terra・Luna モデルが追加され、max の推論強度に対応しました。

  15. 期限切れの Amazon Bedrock 認証情報に対して、汎用的な認可エラーではなく対処方法の案内が表示されるようになりました。

  16. Codex が Amazon Bedrock 経由で提供される対応 OpenAI モデルを使えるようになりました。

SOURCES

出典

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