Claude CodeAnthropic の機能

FEATURE

Routines

Routines (ルーティン) は、プロンプト・1 つ以上のリポジトリ・コネクタの組み合わせを Claude Code の設定として一度保存し、自動で実行する機能です。

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目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. ChatGPT・OpenAI の対応する機能
  6. これまでの変更
  7. 関連する機能
  8. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

作業設定を保存し自動実行

プロンプト・リポジトリ・コネクタをまとめた設定を保存し、Claude Code のクラウドセッションとして自律的に実行できます。セッションではシェルコマンドの実行、skills の利用、含めたコネクタの呼び出しが行われます。

POINT 02

3 種類のトリガー

毎時・毎晩・毎週などの定期実行や指定時刻の 1 回実行、HTTP POST による API からの起動、プルリクエストやリリースなど GitHub のイベントを起点にした実行を選べます。1 つのタスクに複数のトリガーを組み合わせられます。

POINT 03

実行結果をセッションで確認

各実行は完全なセッションとして開けます。Claude が行った内容の確認、変更のレビュー、プルリクエストの作成、会話の続行ができます。

GUIDE

機能解説

概要

現在は cloud scheduled task (クラウドのスケジュールタスク) と呼ばれ、以前は routine と呼ばれていました。実行は Anthropic が管理するクラウド基盤、または組織のセルフホスト環境で行われるため、手元のノート PC を閉じていても動き続けます。定期的なスケジュール、API 呼び出し、GitHub のイベントを起点に、Claude Code の作業を自動で回す場面に関わる機能です。

この機能の実体は、プロンプト・リポジトリ・コネクタを一つにまとめて保存した Claude Code の設定です。実行は Anthropic が管理するクラウド基盤、またはルーティングした場合は組織のセルフホスト環境で行われます。

  • Web・Desktop アプリ・CLI のどこで作成しても同じクラウドアカウントに書き込まれ、ほかの場所にもすぐ表示されます。
  • 実行は完全な Claude Code のクラウドセッションとして自律的に進み、シェルコマンドの実行、skills の利用、含めたコネクタの呼び出しを行います。
  • Anthropic のクラウドで新しいセッションが始まる場合、auto mode が利用できない場合を除き、セッションは auto mode で始まります。
  • Claude は、プロンプトで別のブランチを指示しない限り、claude/ で始まるブランチに作業をプッシュします。

トリガーの詳細

Schedule (スケジュール)

毎時・毎晩・毎週などの繰り返し、または将来の特定の時刻に 1 回だけ実行できます。1 回限りの実行では、実行後にタスクが自動でオフになり、Web の画面では Completed (完了) と表示されます。

API

タスク専用のエンドポイントに、タスクの bearer token を付けて HTTP POST を送ると新しいセッションが始まり、セッションの URL が返されます。トークンは Authorization: Bearer ヘッダーで送ります。/fire のリクエスト本文には任意の text フィールドを付けられ、アラートの本文や失敗したログなど、その実行に固有の文脈を保存済みのプロンプトと一緒に渡せます。この文字列は信頼できないデータとして <routine-fire-payload> ブロックに包まれて届き、ルーティン自身のプロンプトが指示しない限り、Claude はその中の指示に従いません。

GitHub

接続したリポジトリで条件に合うイベントが起きるたびに新しいセッションが始まります。セッションはイベントをまたいで再利用されないため、PR の更新が 2 回あれば独立した 2 つのセッションになります。

  • 対象のリポジトリに Claude GitHub App がインストールされている必要があります。
  • 対応するイベントの分類は Pull request・Release・Issue で、pull_request.opened のような特定のアクションか、分類内のすべてのアクションを選べます。
  • Pull request にはフィルターを付けられ、すべての条件が一致した場合にだけ起動します。

実行の確認と管理

  • 実行の一覧から任意の実行を開くと、完全なセッションとして内容を確認し、変更のレビュー、プルリクエストの作成、会話の続行ができます。
  • 詳細ページ上部のオン・オフのスイッチで、スケジュールを一時停止・再開できます。一時停止したタスクは設定を保ったまま、オンに戻すまで実行されません。
  • CLI では、/schedule list で一覧を表示し、/schedule update で変更し、/schedule run ですぐに実行できます。
  • claude.ai/code の Routines ページは、Yours と Templates のタブ、実行状況を示す 2 列のカードを持つレイアウトです。

管理者・導入時に確認したい点

  • スケジュールタスクは個人の claude.ai アカウントに属し、チームメンバーとは共有されません。
  • 接続した GitHub の ID やコネクタを通じてタスクが行った操作は、作成者本人の操作として表示されます。
  • 接続済みの MCP コネクタは既定ですべて含まれ、実行のたびに外部サービスの読み書きに使えます。不要なものは Connectors (コネクタ) タブで外せます。/schedule は、新しいクラウドのスケジュールタスクに依頼していないコネクタが付いた場合に、外し方とともに警告します。
  • Claude Code で設定した MCP サーバーは、クラウドのルーティンには接続できません。
  • クラウド環境のネットワークアクセスは、Advanced settings > General > Cloud environment から環境の設定を開き、Edit cloud environment (クラウド環境の編集) ダイアログで Network access (ネットワークアクセス) を Custom (カスタム) にして Allowed domains (許可ドメイン) にドメインを入力すると変更できます。新しい設定は次の実行から適用されます。
  • 管理者向けの Routines のオン・オフ設定は、Admin settings → Capabilities → Remote sessions にあります。
  • 対象プランは、公式のリリースノートには記載がありません。
HOW TO USE

使い方

Web から作成する手順です。CLI からは、任意のセッションで /schedule を実行して対話形式で作成することもできます (例: /schedule daily PR review at 9am)。

  1. Web 版の Routines (ルーティン) ページを開き、New task (新しいタスク) をクリックして New scheduled task (新しいスケジュールタスク) ダイアログを開きます。
  2. タスクに内容が分かる名前を付け、Claude が毎回実行する、それだけで完結したプロンプトを書きます。
  3. Trigger (トリガー) の行で、タスクの起動方法を選びます。複数のトリガーを組み合わせる場合は、行の末尾の + をクリックします。
  4. Advanced settings (詳細設定) を展開し、General (一般) タブの Repository (リポジトリ) で、Claude が作業する GitHub リポジトリを 1 つ以上選びます。選ぶと下に表示される Cloud environment (クラウド環境) で、タスク用のクラウド環境を選びます。
  5. プロンプト入力欄のモデル選択で、毎回の実行に使うモデルを選びます。
  6. Advanced settings (詳細設定) の Connectors (コネクタ) タブに切り替え、タスクに不要なコネクタを外します。接続済みの MCP コネクタは既定ですべて含まれています。
  7. Create (作成) をクリックすると詳細ページが開き、次にトリガーの条件が合ったときに実行されます。すぐに実行する場合は、詳細ページの Run now (今すぐ実行) をクリックします。
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USE CASES

利用シーン

CASE 01

毎朝決まった時刻に、リポジトリのプルリクエストをレビューする定例作業に向いています。

CASE 02

監視ツールのアラート本文や失敗したログを API で渡し、調査のセッションを起動する用途に使えます。

CASE 03

プルリクエストのオープンなど GitHub のイベントを起点に、対象リポジトリでの作業を自動で始める場面に向いています。

CASE 04

1 週間後に機能フラグを片付けるといった、将来の特定の時刻に 1 回だけ行う作業の予約に使えます。

COMPARISON

ChatGPT・OpenAI の対応する機能

比較の単位となる業務: Claude Code タスクのクラウドでのスケジュール定期実行

ChatGPT の Scheduled tasks (スケジュールタスク) は、Gmail・Slack・GitHub で対応するイベントが起きたときに実行でき、GitHub ではレビュー・コメント・コミット更新・マージなどのプルリクエストの動きに応じられます。イベントトリガー型のタスクでは、時間ベースのスケジュールを併用できません。Routines では、1 つのタスクにスケジュール・API・GitHub のトリガーを組み合わせられます。GitHub を使う場合、ChatGPT 側は接続した GitHub アプリが監視対象のリポジトリへのアクセス権を持つ必要があり、Routines 側は対象リポジトリに Claude GitHub App をインストールする必要があります。

ChatGPT の Thread automations (スレッドオートメーション) は、会話の文脈を保ったまま、スケジュールに従って同じスレッドを再開させます。Routines の GitHub トリガーは、イベントごとに新しいセッションを始め、セッションをイベント間で再利用しません。

Codex access tokens (Codex アクセストークン) は、メンバーが自分の ChatGPT ワークスペースの ID で、スクリプト・スケジューラー・プライベート CI ランナーから Codex を実行するためのものです。Routines では、タスク専用のエンドポイントに bearer token を付けて HTTP POST を送ることで、タスクを外部から起動します。

TIMELINE

これまでの変更

  1. /schedule に、新しいクラウドのスケジュールタスクに依頼していないコネクタが付いた場合の警告と、その外し方の案内が追加されました。

  2. 新しいセッションで実行される Claude Tag のルーティンは、報告することがない場合にチャンネルへ投稿せずに終了できます。

  3. セルフホスト環境を削除すると、その環境のルーティンが直ちにオフになり、各ルーティンに理由が表示される動作に変わりました。

  4. 新しいルーティンのスケジュールは、既定で毎時ちょうどから数分過ぎた時刻になりました。毎時ちょうどに設定したルーティンは数分遅れて開始する場合がある旨の注記が表示されます。多数のチェックインリマインダーをスケジュールしたアカウントで、Routines ページとサイドバーの Scheduled 一覧の読み込みが速くなりました。管理者向けのオン・オフ設定は Admin settings → Capabilities → Remote sessions に移動しました。

  5. Routines ページが Yours・Templates のタブと 2 列のカードを持つレイアウトに変わり、カレンダー表示が削除されました。所有者の GitHub 接続が欠けている場合は、最初のチェック失敗でオフにせず、実行をスキップして最大 72 時間再試行する動作に変わりました。サブスクリプションが一時停止された場合の保留通知は、自分でオンに戻すよう案内する内容に変わりました。Claude が作成していないルーティンの編集・削除・実行を頼まれた場合は、そのルーティンのページへのリンクを示します。リンクが解決できない場合のページには New routine ボタンが追加されました。

  6. Slack チャンネルでのスケジュール実行ルーティンが、新しいトップレベルメッセージを投稿する代わりに既存のスレッドへ返信できる形に改善されました。

  7. /schedule が、Claude Code で設定した MCP サーバーをクラウドのルーティンに接続できないことを説明する形に改善されました。

SOURCES

出典

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