CodexOpenAI の機能

FEATURE

Codex access tokens

Codex access tokens (Codex アクセストークン) は、Codex の権限に範囲を限った ChatGPT ワークスペースの認証情報です。

提供中公式発表と照合済み
初出2026年5月5日
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境公式に記載なし
提供を確認できたプランEnterprise
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. Claude・Anthropic の対応する機能
  6. これまでの変更
  7. 関連する機能
  8. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

非対話の実行を認証

ブラウザでのサインインを経ずに、スクリプト、スケジューラー、プライベート CI ランナーから Codex を実行できます。Codex CLI や app-server を使った自動化が対象です。

POINT 02

作成者の ID に紐づけ

各トークンは作成者とその ChatGPT ワークスペースに属し、実行の開始時にクライアントがトークンを確認して、実行をそのワークスペースの ID に結び付けます。API organization key ではなく、ワークスペースのユーザーに利用を紐づけるワークフローに使えます。

POINT 03

有効期限と取り消し

トークンには期限のある有効期間を設定でき、ワークスペースのオーナーは新しいトークンの有効期間の上限を決められます。取り消したトークンや期限切れのトークンでは、新しい認証付きの実行を開始できません。

GUIDE

機能解説

概要

Codex CLI や app-server を使った自動化など、信頼された非対話のローカルワークフローを、ChatGPT ワークスペースの ID で認証します。ユーザーがブラウザでサインインしなくても、Codex CLI や app-server クライアントを実行できます。

仕組みと対象範囲

Codex アクセストークンは個人のアクセストークンで、作成したユーザーとそのユーザーの ChatGPT ワークスペースに属します。トークンは、プログラムから動かすローカルワークフローにおけるエージェントの ID として働きます。

トークンは作成した ChatGPT ワークスペースのユーザーを表します。そのため、実行ではそのユーザーのアクセス権を使うことができ、実行はワークスペースのガバナンスデータに表れる場合があります。実行の開始時にはクライアントがトークンを確認し、実行をそのワークスペースの ID に結び付けます。

なお、Codex 専用のトークンでは、workspace agent の起動 (trigger) の呼び出しを認証できません。

Codex CLI・app-server での利用

  • トークン作成のダイアログに必要な Codex CLI のバージョンが表示される場合は、トークンを使う前に CLI をそのバージョン以降に更新します。
  • 一時的な自動化では、トークンを環境変数 CODEX_ACCESS_TOKEN に入れて、Codex CLI を通常どおり実行します。この方法では、認証情報をマシンに保存しません。
  • 継続して使うローカルのログインには、トークンをパイプで codex login --with-access-token に渡します。このコマンドは、エージェント ID の認証情報を Codex CLI の認証ストレージに保存します。
  • codex app-server も、CODEX_ACCESS_TOKEN または codex login --with-access-token で作成したログインを通じて同じ認証情報を使い、OpenAI へのリクエストを認証できます。この認証情報は、クライアントから app-server への通信の認証とは別のものです。

提供状況の注意

Codex アクセストークンは ChatGPT Enterprise のワークスペースで提供され、オーナーと管理者が許可したメンバーが作成できます。ほかのプランでの提供については、公式のリリースノートには記載がありません。

管理者・導入時に確認したい点

権限の構成

  • アクセストークンの権限が制御するのはトークンの作成です。ChatGPT デスクトップアプリ、Codex CLI、IDE 拡張機能へのアクセスは付与しません。
  • トークンで認証する Codex のワークフローには、ローカルでの Codex のアクセス権とアクセストークンの権限の両方が必要です。
  • ローカルでの Codex の権限を無効にすると、対象メンバーが持つ有効な Codex トークンは一時停止されます。取り消しにはならず、ローカルでの Codex のアクセスを戻すと、それらのトークンは再び有効になります。

トークン作成の有効化

  1. ワークスペースのオーナーが Workspace settings (ワークスペース設定) > Permissions & roles (権限とロール) を開きます。
  2. Access tokens (アクセストークン) のセクションが表示される場合は、Allow users to create personal access tokens (ユーザーに個人アクセストークンの作成を許可) を有効にします。表示されない場合は、Codex and Work Local または Codex Local で Allow members to use Codex access tokens (メンバーに Codex アクセストークンの使用を許可) を有効にします。
  3. ワークフローの所有者に対応するローカル Codex の権限として、Codex and Work Local の Allow members to use Codex and Work Locally、または Codex Local の Allow members to use Codex locally を有効にします。

有効期限の上限

  • ワークスペースのオーナーは、新しいトークンでメンバーが選べる有効期間の上限を設定できます。設定場所は Workspace settings (ワークスペース設定) > Permissions & roles (権限とロール) の Access tokens (アクセストークン) セクションの Access token expiration limit (アクセストークンの有効期限の上限) です。セクションが無い場合は Codex and Work Local または Codex Local にあります。
  • 上限は新しいトークンにだけ適用され、既存のトークンは現在の有効期間を保ちます。
  • 任意に設定できる有効期間の最短は 1 日です。

ローテーションと取り消し

  • Access tokens (アクセストークン) のページから、ワークスペースのオーナーと管理者はワークスペース内のどのトークンも取り消せます。アクセストークンの権限を持つメンバーが取り消せるのは、自分が作成したトークンだけです。
  • ローテーションは、代わりのトークンを作成し、ランナー・スケジューラー・シークレットマネージャーのシークレットを更新し、新しいトークンで動作確認 (smoke test) を行ってから、Access tokens (アクセストークン) のページで古いトークンを取り消す順に進めます。
HOW TO USE

使い方

ChatGPT Enterprise のワークスペースでは、オーナーと管理者が許可したメンバーが Codex アクセストークンを作成できます。

  1. Access tokens (アクセストークン) のページを開きます。
  2. Create (作成) を選択します。
  3. release-ci や nightly-docs-check のように、用途の分かる名前を入力します。
  4. ダイアログに Scopes (スコープ) が表示される場合は Codex を選びます。同じワークフローで workspace agent の起動も必要な場合だけ Workspace Agents を選びます。スコープの選択欄が無い場合は、Codex 専用のトークンが作成されます。
  5. 7、30、60、90 日など、期限のある有効期間を選びます。
  6. 生成されたアクセストークンをすぐにコピーします。ダイアログを閉じると、トークンは再表示できません。
  7. トークンをシークレットマネージャーまたは CI のシークレットストアに保存します。
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USE CASES

利用シーン

CASE 01

プライベート CI ランナーから、メンバー自身の ChatGPT ワークスペースの ID で Codex を実行する場面に使えます。

CASE 02

スケジューラーで定期的に Codex を実行する場面に使えます。

CASE 03

ブラウザでのサインインができない状態で、Codex CLI や app-server クライアントを動かす自動化に使えます。

CASE 04

利用を API organization key ではなく ChatGPT ワークスペースのユーザーに紐づけたい企業のワークフローに向いています。

COMPARISON

Claude・Anthropic の対応する機能

比較の単位となる業務: スクリプト・スケジューラー・CI からの非対話型コーディングエージェント実行の認証

Claude Console の API キー管理でも、API キーや Admin API キーの作成時に有効期限を設定でき、プリセット、任意の期間、無期限 (Never) から選べます。この有効期限の設定が導入されても、既存のキーは影響を受けません。Codex アクセストークンは作成時に 7、30、60、90 日などの期限のある有効期間を選び、ワークスペースのオーナーが設定する有効期間の上限は新しいトークンにだけ適用されます。

Workload Identity Federation は、長期間有効な静的 API キーの代わりに、自社の ID プロバイダが発行する短期間有効な OIDC トークンでワークロードを Claude API に認証する仕組みで、発行元と連携ルールを Claude Console で設定し、トークンの交換と更新は SDK が自動で行います。Codex アクセストークンは、作成したユーザーとその ChatGPT ワークスペースに属する個人のトークンで、実行はそのワークスペースの ID に結び付けられます。

TIMELINE

これまでの変更

  1. Hooks の一般提供などとあわせたリリースに、信頼された自動化のための Codex アクセストークンが含まれました。

  2. ChatGPT Enterprise のワークスペースで、オーナーと管理者が、許可したメンバーに信頼された非対話の Codex ローカルワークフロー用のアクセストークン作成を許可できるようになりました。メンバーはトークンを使い、自分のワークスペースの ID でスクリプト、スケジューラー、プライベート CI ランナーから Codex を実行できます。

SOURCES

出典

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