OpenAI APIOpenAI の機能

FEATURE

IP allowlist (IP 許可リスト)

IP allowlist (IP 許可リスト) は、OpenAI API へのリクエストを、信頼する IP アドレスまたは CIDR 範囲からのものだけに限定する機能です。

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公式の記載で確認できた環境公式に記載なし
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. Claude・Anthropic の対応する機能
  6. 関連する機能
  7. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

API の接続元を制限

OpenAI API へのリクエストを、信頼する IP アドレスや CIDR 範囲からのものに限定できます。リスト外の IP アドレスからのリクエストは、有効な API キーを含んでいても拒否されます。

POINT 02

複数リストの使い分け

複数の IP 許可リストを管理し、それぞれを特定のプロジェクトまたは組織全体に適用できます。

POINT 03

拒否時の応答

有効な許可リストに含まれない IP アドレスからのリクエストは、HTTP 401 と ip_not_authorized のエラーコードで失敗します。

GUIDE

機能解説

概要

対象は自社のアプリケーションが OpenAI に送る API リクエストで、許可リストを有効にすると、有効な API キーを含むリクエストであっても、リストに無い IP アドレスからのものは拒否されます。複数の許可リストを管理し、プロジェクト単位または組織全体に適用できます。

IP allowlist は、自社のアプリケーションが OpenAI に送るリクエストを制御する機能です。許可リストを有効にすると、OpenAI はリストに含まれない IP アドレスからのリクエストを、有効な API キーを含んでいても拒否します。

制限の対象は API リクエストだけです。platform.openai.com へのアクセスや、ユーザーのサインインは制限しません。

組織とプロジェクトの適用関係

許可リストは、プロジェクト単位と組織全体のどちらにも適用できます。両方がある場合の扱いは次のとおりです。

  • プロジェクト単位の許可リストが、組織単位の許可リストより優先されます。
  • 両者のエントリは合算されません。独自の有効な許可リストを持つプロジェクトはそのリストを使い、持たないプロジェクトは組織単位の許可リストを使います。

そのため、組織単位のリストに登録した IP アドレスは、独自のリストを有効にしたプロジェクトには適用されません。

提供状況の注意

対象プランや提供地域は、公式のリリースノートには記載がありません。

管理者・導入時に確認したい点

  • IP allowlist の設定を管理するには、Read と Write の権限が必要です。組織の owner ロールはこの権限を含みます。
  • Private Link は IP allowlist の制御と併用できません。
  • 設定の変更が反映されるまで最大 15 分かかります。
  • 有効な許可リストに含まれない IP アドレスからのリクエストは、HTTP 401 と ip_not_authorized のエラーコードで失敗します。適用を確認する際は、許可したネットワーク経路から代表的な API リクエストを送ります。
  • 制限は API リクエストに限られ、platform.openai.com へのアクセスやサインインは対象外です。
HOW TO USE

使い方

  1. Settings (設定) > Security (セキュリティ) > IP allowlist (IP 許可リスト) を開きます。
  2. 許可したい個別の IP アドレスまたは CIDR 範囲を追加します。たとえば、1 つのアドレスなら 203.0.113.10、範囲なら 203.0.113.0/24 の形で指定します。
  3. 必要に応じて、Check (確認) ツールで、許可リストに特定の IP アドレスが含まれているかを確かめます。
  4. 許可リストを、特定のプロジェクトまたは組織全体に対して有効にします。
  5. 変更が反映されるまで、最大 15 分待ちます。
  6. 想定している各環境から API リクエストを送り、アクセスできることを確認します。
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USE CASES

利用シーン

CASE 01

本番環境のサーバーなど、決まった IP アドレスから OpenAI API を呼び出す構成で、それ以外の接続元からのリクエストを拒否する場面に向いています。

CASE 02

API キーによる認証に加えて、接続元の IP アドレスでもリクエストを制限したい場面に使えます。

CASE 03

プロジェクトごとに接続元のネットワークが異なる場合に、プロジェクト単位の許可リストを使い分ける場面に向いています。

CASE 04

API リクエストが失敗した際に、HTTP 401 と ip_not_authorized のエラーコードから、接続元 IP による拒否かどうかを切り分ける場面に使えます。

COMPARISON

Claude・Anthropic の対応する機能

比較の単位となる業務: API アクセス元 IP アドレスの制限 (組織・プロジェクト単位)

Claude API 向けの Workload Identity Federation は、長期間有効な静的 API キーの代わりに、自社の ID プロバイダが発行する短期間有効な OIDC トークンでワークロードを認証する仕組みです。発行元と連携ルールは Claude Console で設定し、トークンの交換と更新は SDK が自動で行います。

これに対し、OpenAI API の IP allowlist は、リクエストの接続元 IP アドレスや CIDR 範囲で API リクエストを制限する仕組みで、有効な API キーを含むリクエストでもリスト外の IP アドレスからのものは拒否します。前者は認証情報の形式に、後者は接続元のネットワークに着目した制御です。

SOURCES

出典

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