CodexOpenAI の機能

FEATURE

MCP servers (codex mcp)

MCP servers (codex mcp) は、Model Context Protocol (MCP) を通じて、ChatGPT と Codex が他のシステムのツールや情報を使えるようにする機能です。

提供中公式発表と照合済み
初出未調査
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境ターミナル、デスクトップアプリ、スマホアプリ
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. Claude・Anthropic の対応する機能
  6. これまでの変更
  7. 関連する機能
  8. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

外部ツールを接続

MCP サーバーを登録すると、Codex が他のシステムのツールや情報を使えます。コマンドで起動するローカルプロセスの STDIO サーバーと、OAuth 認証に対応した Streamable HTTP サーバーを接続できます。

POINT 02

設定を各クライアントで共有

MCP の設定は config.toml に保存され、ChatGPT デスクトップアプリ、Codex CLI、IDE 拡張の間で切り替えても設定をやり直す必要がありません。

POINT 03

ツールの許可と承認を制御

サーバーごとに使うツールの許可リスト・拒否リストを設定でき、ツールの既定の承認動作も選べます。writes モードでは、読み取り専用と示されていないツールの実行時に確認を求めます。

GUIDE

機能解説

概要

MCP サーバーは利用できるツールを示し、その要求を処理します。たとえば、チケットの照会やドキュメントの取得です。ChatGPT デスクトップアプリ、Codex CLI、IDE 拡張は MCP サーバーに対応しており、同じ Codex ホストでは MCP の設定を共有します。

接続方式と設定ファイル

Codex は、コマンドで起動するローカルプロセスとして動く STDIO サーバーに対応しています。Streamable HTTP サーバーでは、Client ID Metadata Documents (CIMD) と Dynamic Client Registration (DCR) を含む OAuth 認証に対応しています。

MCP の設定は config.toml に保存され、既定の場所は ~/.codex/config.toml です。信頼済みのプロジェクトに限り、.codex/config.toml で MCP サーバーをプロジェクト単位に設定できます。細かく制御する場合は、各サーバーを [mcp_servers.<server-name>] のテーブルで設定します。

Codex は、初期化時に MCP サーバーが返す instructions フィールドを読み取り、サーバーのツールとあわせてサーバー全体の指針として使います。

ツールの制御と承認

  • enabled_tools はツールの許可リスト、disabled_tools はツールの拒否リストで、拒否リストは enabled_tools の後に適用されます。
  • default_tools_approval_mode はサーバーのツールの既定の承認動作を決め、値は auto・prompt・writes・approve です。writes は、読み取り専用と示されていないツールの実行時に確認を求めます。
  • enabled を false にすると、サーバーを削除せずに無効にできます。
  • インストールしたプラグインは MCP サーバーを同梱できます。その場合も、ユーザー設定の plugins.<plugin>.mcp_servers.<server> でオン・オフとツールの方針を制御できます。
  • 個々の MCP ツールに output_token_limit を設定でき、セッション再開時も同じ基準で切り詰めます。
  • 任意の MCP サーバーからツールを検出する際の猶予時間を設定できます。
  • 記憶された MCP ツールの承認は、選択したアプリアカウントの範囲に限定されます。

認証の扱い

MCP ツールは、実験的なオプトインなしで対話的に認証を要求できます。事前登録された OAuth クライアントシークレットを必要とする MCP サーバーには、codex mcp add --oauth-client-secret などで接続できます。アクティブなターミナルセッションからは /mcp login <name> で MCP サーバーにサインインできます。

MCP サーバーは、OAuth の再認証後に Codex を再起動せずに復旧します。エンタープライズ MCP 接続は、対象となる Codex アカウントの許可、または専用のサインインで認証でき、シークレットを必要とする OAuth クライアントも含みます。対応する Mac のローカル TUI セッションでは、MCP リクエストに Touch ID による確認を使えます。

提供状況の注意

対象プランは、公式のリリースノートには記載がありません。非推奨だった codex mcp-server エントリーポイントは利用できなくなっています。ChatGPT for iOS では、MCP 承認の選択肢、標準の MCP フォーム、編集可能なメッセージ承認に対応しています。

HOW TO USE

使い方

ここでは Codex CLI で MCP サーバーを追加する流れを示します。

  1. codex mcp add <server-name> --env VAR1=VALUE1 -- <stdio server-command> の形式で MCP サーバーを追加します。例: codex mcp add context7 -- npx -y @upstash/context7-mcp
  2. codex mcp list で設定済みのサーバーを確認します。利用できる MCP コマンドの一覧は codex mcp --help で表示できます。
  3. OAuth に対応したサーバーでは codex mcp login <server-name> を実行します。ローカルにブラウザが無いターミナルでは codex mcp login <server-name> --no-browser を使います。
  4. codex の TUI で /mcp を入力すると、有効な MCP サーバーを確認できます。
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USE CASES

利用シーン

CASE 01

開発作業の途中で、チケット管理システムのチケットを照会する場面に使えます。

CASE 02

外部のドキュメントを取得しながらコードを書く場面に向いています。

CASE 03

読み取り専用のツールは許可し、書き込みを伴う操作だけ確認を挟みたい場面に writes モードが使えます。

CASE 04

Cursor や Claude Code で使っていた MCP サーバーを Codex へ移す場面に /import が使えます。

COMPARISON

Claude・Anthropic の対応する機能

比較の単位となる業務: コーディングエージェントへの外部ツール (MCP サーバー) の接続・認証・承認管理

ツールの読み込みについて、Codex の MCP ツールは対応している場合に既定でツール検索を使います。対応する MCP servers (MCP サーバー) では、サーバー設定の alwaysLoad を true にすると、そのサーバーの全ツールがツール検索による遅延読み込みを経ずに常に利用可能になります。

ツール結果の大きさについて、Codex は個々の MCP ツールに output_token_limit を設定します。対応する機能では、_meta["anthropic/maxResultSizeChars"] アノテーションで結果の保持サイズを最大 500K まで上書きできます。

サーバー起動の待ち方について、Codex は任意の MCP サーバーのツール検出に猶予時間を設定でき、オプトインの MCP 2026-07-28 プロトコルでは非ブロッキングのサーバー起動に対応します。対応する機能では、-p モードで MCP_CONNECTION_NONBLOCKING=true を設定すると接続待ちをスキップでき、--mcp-config のサーバー接続は 5 秒で打ち切られます。なお、フックから MCP ツールを呼び出せる点は両方に共通しており、対応する機能では type: "mcp_tool" で指定します。

TIMELINE

これまでの変更

  1. エンタープライズ MCP 接続の認証に対応しました。

  2. /mcp login <name> でターミナルセッションからサインインできるようになりました。

  3. codex mcp add --oauth-client-secret などで、OAuth クライアントシークレットが必要なサーバーに接続できるようになりました。

  4. 対応する Mac のローカル TUI セッションで、MCP リクエストの Touch ID 確認が加わりました。

  5. codex mcp-server エントリーポイントが利用できなくなりました。

  6. 記憶された MCP ツールの承認が、選択したアプリアカウントの範囲に限定されました。

  7. MCP サーバー名に :・@・/・. を含められるようになり、output_token_limit に対応しました。

  8. 任意の MCP サーバーのツール検出の猶予時間を設定できるようになりました。拡張機能が MCP ツールの結果をモデルに渡る前に確認・置き換えできるようになりました。

  9. ChatGPT for iOS で標準の MCP フォームと編集可能なメッセージ承認に対応しました。フックが MCP ツールを呼び出せるようになり、OAuth 再認証後に再起動なしで復旧するようになりました。

  10. オプトインの MCP 2026-07-28 プロトコルに対応しました。ページ分割された検出、複数ラウンドのリクエスト、非ブロッキングのサーバー起動を含みます。

  11. /import が拡張され、Cursor と Claude Code の MCP サーバーなどを移行できるようになりました。

  12. writes アプリ承認モードが加わり、MCP ツールの対話的な認証要求にオプトインが不要になりました。

  13. ChatGPT がホストする MCP サーバーが、明示的にセッション認証を使えるようになりました。

  14. MCP ツールが、対応している場合に既定でツール検索 (tool search) を使うようになりました。古いモデルやプロバイダーとの互換性は保たれます。

  15. ChatGPT for iOS に、現在のチャット内またはチャットをまたいでアクションを許可する MCP 承認の選択肢が加わりました。

  16. 埋め込みの MCP アプリパネルが、フルスクリーン切り替えやスレッド再読み込みで再起動・状態消失しないよう修正されました。

  17. Codex アプリのカスタム MCP 承認パネルに「Don’t ask again」の処理と改善が加わりました。

SOURCES

出典

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