できること
資料を前提にチャット
プロジェクトのナレッジベースにアップロードした内容を、Claude が処理し、そのプロジェクト内のすべてのチャットで文脈として使います。
共通の指示を設定
Claude にどう振る舞い、どう応答してほしいかをプロジェクト指示として設定できます。この指示はプロジェクト内のすべてのチャットで使われます。
メンバーと共有
プロジェクトをメンバーと共有し、メンバーごとに Can view (閲覧可) か Can edit (編集可) の権限を選べます。
機能解説
概要
プロジェクトを作成すると、その中で Claude とのチャットを始められます。プロジェクトのナレッジベースにアップロードした内容と、プロジェクト指示は、そのプロジェクト内のすべてのチャットで使われます。特定の資料や進め方を前提に、複数のチャットを続ける場面に関わる機能です。
projects は、チャットをプロジェクトごとにまとめ、そのプロジェクトで共通に使う資料と指示を持たせる機能です。
- プロジェクトのナレッジベースはプロジェクトのメインページの右側にあり、ここにアップロードした内容はプロジェクト内のすべてのチャットで使われます。
- プロジェクト指示も、プロジェクト内のすべてのチャットで使われます。
- プロジェクト内のチャット同士では、ナレッジベースに追加した情報を除き、文脈は共有されません。
2026 年 7 月 7 日には、Chat と Cowork が 1 つのホームを共有する形になり、両方にまたがるプロジェクトとアーティファクトを 1 か所で扱えるようになりました。
ナレッジ・指示・メモリの扱い
ナレッジベースには、"+" ボタンから関連する文書、テキストファイル、コードの断片をアップロードします。プロジェクト指示は "Set project instructions" (プロジェクト指示を設定) から入力し、"Save instructions" (指示を保存) で保存します。
メモリはプロジェクトごとに独立しています。
- プロジェクト内で作業するとき、Claude はそのプロジェクトのメモリと、プロジェクト外のチャットのメモリを使います。他のプロジェクトのメモリは使いません。
- 新しいメモリはプロジェクトに保存されます。メモリをオンにしている場合、Claude がそれをプロジェクト外のチャットで参照する場合があります。
- プロジェクトのメモリを完全に分けたいときは、プロジェクトのページの Memory の下にある "Use account memory" をオフにします。
- 1 つのチャットだけメモリを使わない場合は、最初のメッセージを送る前に "+" メニューで "Memory" をオフにします。この方法で始めたプロジェクト内のチャットは、プロジェクトのメモリを使わず、追加もしません。
共有と権限の管理
共有したいプロジェクトを開き、プロジェクト名の右にある "Share project" (プロジェクトを共有) ボタンから、名前やメールアドレスでメンバーを追加します。メールアドレスの一覧を貼り付けてまとめて共有することもできます。権限を選んだあと "Share" (共有) をクリックすると招待が送られます。
- Can view (閲覧可) のメンバーは、プロジェクトの内容・ナレッジ・指示を見て、プロジェクト内でチャットできますが、編集はできません。
- 共有メニューには、現在のメンバー全員とその権限が表示されます。
- プロジェクトの作成者は、メンバーの現在の権限をクリックして "Remove access" (アクセスを削除) を選ぶと、そのメンバーのアクセスを外せます。
- Projects ページには "Your projects"、"Organization"、"Shared with you" の 3 つのタブがあります。
チャットの整理とアーカイブ
- プロジェクトにスターを付けると、アカウント画面の左側にあるプロジェクトとチャットの一覧から素早く開けます。
- プロジェクトに属さないチャットは、チャット名の横のドロップダウン矢印から "Add to project" (プロジェクトに追加) を選び、Move chat の画面で移動先のプロジェクトを選んで移動できます。同じメニューで、プロジェクトからチャットを外したり、別のプロジェクトへ移したりもできます。
- プロジェクトをアーカイブしても、共有の権限やメンバーは変わりません。アーカイブを解除すると、メンバー・権限・ナレッジを含めて元の状態に戻ります。
- アーカイブしたプロジェクトの会話には引き続きアクセスできます。アーカイブしたプロジェクトは削除できないため、削除する場合は先にアーカイブを解除します。
提供状況の注意
projects の対象プランや提供地域は、公式のリリースノートには記載がありません。
使い方
- アカウント画面の左側にカーソルを合わせ、"Projects" (プロジェクト) をクリックします。
- 右上の "+ New Project" (新規プロジェクト) をクリックします。
- プロジェクトに名前と説明を付けます。この名前と説明には Claude はアクセスしません。
利用シーン
社内規程や製品資料など、同じ文書を前提に何度も質問する場面に向いています。ナレッジベースに一度アップロードすれば、プロジェクト内の各チャットで使われます。
回答の書き方や役割をそろえたい定型の作業に使えます。プロジェクト指示がプロジェクト内のすべてのチャットに適用されます。
案件ごとに資料と記憶を分けて扱いたい場面に向いています。メモリはプロジェクトごとに独立し、"Use account memory" をオフにすると完全に分けられます。
同じ資料と指示をチームで使う場面に使えます。閲覧だけのメンバーと編集できるメンバーを分けて共有できます。
ChatGPT・OpenAI の対応する機能
比較の単位となる業務: チャットと作業エージェントをまたいだプロジェクトと成果物の一元管理
Claude の projects は、プロジェクトのナレッジベースにアップロードした文書・テキストファイル・コードの断片と、プロジェクト指示を、プロジェクト内のすべてのチャットで使う仕組みです。一方、ChatGPT デスクトップアプリのローカルプロジェクトは、関連する複数のフォルダを含められます。プロジェクトのメニューの Edit project でフォルダを追加してプライマリフォルダを選び、新しいチャット、Git 操作、AGENTS.md・skills・config.toml の自動検出にはプライマリフォルダが使われます。セカンダリフォルダもファイル検索・読み取り・編集に使えます。
素早く開くための仕組みとして、Claude ではプロジェクトにスターを付けると左側の一覧から開けます。ChatGPT の Unified pinned threads は、ピン留めしたチャットをデスクトップアプリと iOS の間で共通に保つ機能です。
なお、Codex のデスクトップアプリは Claude Cowork などからのインポートに対応しており、指示・設定・スキル・プラグイン・プロジェクト・最近の作業をインポートできます。