できること
多数のエージェントを統括
作業内容を伝えると、Claude が多数のサブエージェントを統括するワークフローのスクリプトを書き、ランタイムがバックグラウンドで実行します。ループや分岐、途中の結果はスクリプト側が保持し、Claude のコンテキストには最終的な答えだけが残ります。
相互レビューと多角的な計画
独立したエージェント同士に、報告前に互いの所見を批判的にレビューさせることができます。複数の観点から計画案を作り、それらを比べて検討させることもできます。
保存して再利用・共有
繰り返す作業向けに Claude が書いたワークフローは、その実行のスクリプトをコマンドとして保存できます。チームやリポジトリをまたいで共有するときは plugin に含められます。
機能解説
概要
依頼した作業に合わせて Claude がスクリプトを書き、ランタイムがそれをバックグラウンドで実行します。実行中もセッションは応答できる状態のままです。数十から数百のエージェントにまたがる、規模が大きく複雑な作業に関わる機能です。
Dynamic workflows のワークフローは、多数のサブエージェントを一度に統括する JavaScript のスクリプトです。Claude が依頼内容に合わせてスクリプトを書き、ランタイムがバックグラウンドで実行するため、実行中もセッションは応答できます。
- ループ・分岐・途中の結果はスクリプトが保持し、Claude のコンテキストには最終的な答えだけが入ります。
- ランタイムは実行の進行に合わせて各エージェントの結果を記録しており、同じセッションの中であれば実行を再開できます。
- 利用上限に達すると、影響を受けたエージェントを破棄せずに一時停止し、上限がリセットされると自動的に再開します。
同梱のワークフローとして /deep-research があります。質問について複数の観点から Web 検索を広げ、見つけた情報源を取得して照合し、主張ごとに投票したうえで、照合に耐えなかった主張を除いた出典付きのレポートを返します。
起動方法と設定
ワークフローの起動と動作は、次の方法で調整します。
- プロンプトで依頼する: 1 つの作業をワークフローとして実行するには、プロンプトにキーワード
ultracodeを含めます。 - Claude に判断を任せる: Claude Code のプロンプトで
/effort ultracodeを実行して ultracode をオンにすると、Claude は依頼を待たずに、実質的な作業ごとにワークフローを計画します。 - 規模の目安:
/configの「Dynamic workflow size」で、Claude がワークフローを書くときに目指すエージェント数の目安を small / medium / large から選べます。既定は medium (エージェント 15 未満を目標) で、制限なしも選べます。この目安は Claude への助言として送られるもので、強制的な上限ではありません。 - モデルの指定:
CLAUDE_CODE_WORKFLOW_SUBAGENT_MODELを使うと、ほかのサブエージェントのモデルはそのままにして、すべてのワークフローエージェントを 1 つのモデルで実行できます。 - 無効化: 自分の環境でワークフローを使わない場合は、
/configで Dynamic workflows をオフにします。この設定はセッションをまたいで保持されます。
実行状況は /workflows で確認でき、ターンの処理中でもすぐに開きます。/usage にはワークフローに関する警告が表示されます。また、ワークフローが起動したエージェントが出すテレメトリには、OpenTelemetry の属性 workflow.run_id と workflow.name が付きます。
保存と共有
繰り返し使うワークフローは、実行したスクリプトをコマンドとして保存できます。
/workflowsを実行し、残したい実行を選んでsを押します。- 保存のダイアログで
Tabを押すと、2 つの保存先を切り替えられます。 Enterを押して保存すると、以後のセッションでは/<name>として実行できます。
保存したワークフローは args パラメーターで入力を受け取れます。スクリプトからは args という名前のグローバル変数として読み取ります。チームやリポジトリをまたいで共有するときは、ワークフローを plugin に含めます。
提供状況の注意
Workflows は Claude Code でリサーチプレビューとして提供されています。対象となるプランは、公式のリリースノートには記載がありません。
使い方
ここでは、同梱のワークフロー /deep-research を実行する流れを示します。
- 調べたい質問を付けて
/deep-researchを実行します。 - ワークフローを許可するかどうか尋ねられたら、Yes (はい) を選んで続けます。
- 実行はバックグラウンドで始まります。
/workflowsを実行すると、その実行の進捗画面を開けます。 - 実行が終わると、レポートがセッションに表示されるので、その内容を確認します。
利用シーン
1 つの問いについて複数の観点から情報源を集めて照合し、出典付きのレポートにまとめる調査に向いています (/deep-research)。
複数のエージェントが出した所見を、報告前に互いに批判的にレビューさせたい確認作業に使えます。
複数の観点から計画案を作り、比べて検討したい計画づくりの場面に使えます。
繰り返し行う作業をワークフローとして保存し、plugin でチームやリポジトリをまたいで共有する用途に向いています。
ChatGPT・OpenAI の対応する機能
比較の単位となる業務: 多数のエージェントを使った複数ステップ作業の計画とバックグラウンド実行
Codex の Multi-agent V2 には、ローカルプロジェクトとワークツリー向けのスレッド協調があり、明示的に要求した場合は別のバックグラウンドスレッドも作成されます。Dynamic workflows は、Claude が書いた JavaScript のスクリプトをランタイムがバックグラウンドで実行し、数十から数百のエージェントにまたがって作業を統括する形をとります。
使用量の扱いでは、Codex は Ultra 推論を選ぶと、高いマルチエージェント並列度で使用量が急に増える場合がある旨の警告を表示します。Dynamic workflows では、/usage にワークフローに関する警告が表示されます。
Codex の Goal mode は、特定の目標に向けて数時間から数日にわたって作業を進めさせる機能です。Dynamic workflows は、依頼した作業ごとに多数のエージェントを統括するワークフローを組み立てる点に重心があります。
これまでの変更
/usageにワークフローに関する警告が追加されました。CLAUDE_CODE_WORKFLOW_SUBAGENT_MODELが追加されました。利用上限に達したときに一時停止し、リセット後に自動で再開する動作に改善されました。
既定の規模の目安が medium (エージェント 15 未満を目標) に変わりました。
/configに「Dynamic workflow size」設定が追加されました。あわせて、ワークフローが起動したエージェントのテレメトリにworkflow.run_idとworkflow.nameの OpenTelemetry 属性が付くようになりました。ワークフローのプロンプトキーワードが紫色のきらめく強調表示になり、語に触れただけでは起動せず、「run a workflow」や「workflow:」のような明示的な言い回しでのみ起動するように変わりました。
/workflowsがターンの処理中でもすぐに開くように変わりました。起動キーワードが workflow から ultracode に変更されました。
プロンプト中の「workflow」という語でワークフローが起動しないようにする「Workflow keyword trigger」設定が
/configに追加されました。Claude Code で Workflows がリサーチプレビューとして提供され、Dynamic workflows が導入されました。
/workflowsで実行を確認できます。
出典
出典 14 件を表示
- ChatGPT・Codex のリリースノート (2026-05-21)
- Claude API のリリースノート (2026-05-28)
- ChatGPT・Codex のリリースノート (2026-05-29)
- Claude Code のリリース (2026-05-31)
- Claude Code のリリース (2026-06-06)
- Claude Code のリリース (2026-06-13)
- Claude Code のリリース (2026-06-20)
- ChatGPT・Codex のリリースノート (2026-07-09)
- Claude Code のリリース (2026-07-11)
- Claude Code のリリース (2026-07-25)
- Claude Code のリリース (2026-09-19)
- Claude Code のリリース (2026-10-09)
- Claude Code のリリース (2026-10-18)
- 公式ヘルプ