Claude CodeAnthropic の機能

FEATURE

Artifact tool (アーティファクトツール)

Artifact tool (アーティファクトツール) は、Claude Code がセッションの成果を claude.ai の非公開 URL にインタラクティブな Web ページとして公開する機能です。

提供中公式発表と照合済み
初出未調査
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境ターミナル
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. ChatGPT・OpenAI の対応する機能
  6. これまでの変更
  7. 関連する機能
  8. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

作業結果をページで公開

セッションの成果を、claude.ai の非公開 URL に置かれたインタラクティブな Web ページとして公開できます。ページは共有するまで本人だけが見られます。

POINT 02

コードやデータから作成

コードベースや接続済みのツールから取得したデータをもとに、Claude がページを組み立てます。MCP connectors を呼び出し、閲覧のたびに最新のデータを表示するページも作れます。

POINT 03

同じ URL で更新・共有

修正を頼むと、Claude が元のファイルを編集して同じ URL に再公開します。組織内で共有したページに付いたコメントを、Claude が読んで返信することもできます。

GUIDE

機能解説

概要

ページはブラウザで開くことができ、セッションが進むにつれてその場で更新されます。コードベースや接続済みのツールから取得したデータなど、セッションから届く情報をもとにページを組み立てるため、文章では説明しにくい内容を共有する場面に関わります。

アーティファクトは、1 枚で完結する HTML ページです。HTML、CSS、インライン JavaScript で表現できるものは対象になります。一方でバックエンドを持たないため、複数のルートを提供することはできません。表示されるページのサイズは 16 MiB 以下である必要があります。

保存先を指定しない場合、Claude はプロジェクト外の一時ディレクトリに HTML または Markdown のファイルを書き出し、それを公開します。ページを作る際には組み込みのデザイン用スキルが適用され、このスキルはまずプロジェクト内に既存のデザインシステムがあるかを探します。

  • Ctrl+] を押すと、いつでもそのセッションで最後に作ったアーティファクトを開き直せます。
  • 環境変数に CLAUDE_CODE_ARTIFACT_AUTO_OPEN=0 を設定すると、ブラウザが自動で開かなくなります。
  • plan mode のセッションでは、アーティファクトごとに最初の公開の前に確認を求めます。

更新・探し直し・共有

公開するたびにバージョンが作られます。ページ上部の Share (共有) コントロールで、閲覧者に見せるバージョンを選べます。小さな変更であれば、Claude は変更の適用と再公開を 1 回の呼び出しで行います。

別のセッションから既存のアーティファクトを更新するには、Claude に URL を渡すか、/artifacts で添付します。どちらも行わない場合、新しいセッションは既存のものを更新せずに新しいアーティファクトを作ります。共有されたアーティファクトの編集権限を持っている場合、Claude は別のコピーを公開せず、そのアーティファクトをその場で更新します。

/artifacts を実行すると、自分が所有するアーティファクトと共有されたアーティファクトが一覧表示されます。項目を選んで次のキーを押します。

  • Enter: 開く、または添付する
  • o: ブラウザで開く
  • c: リンクをコピーする
  • d: 確認のうえ、自分が所有するアーティファクトを完全に削除する (cloud session の外で)

共有するには、ブラウザでアーティファクトを開き、ページ上部の Share (共有) コントロールを使います。他の人から共有されたアーティファクトは、URL を渡すか /artifacts から添付すると Claude に読ませることができます。組織内で共有したページには共有相手がコメントを残せます。セッションがアーティファクトを公開すると、Claude Code はそのページのコメントを監視し、編集権限を持つ人が Claude 宛てに送ったコメントには、利用者が指示しなくても Claude が返信できます。

ページで扱えるデータとファイル

アーティファクトは、閲覧されるたびに MCP connectors を呼び出すことができます。そのため、ページを作ったセッション時点のスナップショットではなく、その時点のデータを表示します。公開済みのページがコネクタを呼び出す際は、公開した人ではなく、ページを見ている人のアカウントが使われます。

ページが生成したファイル (表の CSV エクスポートやグラフの PNG など) を、ボタンなどのダウンロード用コントロールを通じて閲覧者に提供することもできます。また、ページには unpkg.com からスクリプトを読み込めます。

管理者・導入時に確認したい点

  • 組織全体での有効化・無効化: オーナーは Organization settings > Artifacts (組織設定 > アーティファクト) の Artifacts トグルで、組織全体のアーティファクトを有効または無効にできます。
  • 個人での無効化: 自分のセッションでのみ無効にするには、/config で Artifacts の行をオフにします。これによりユーザー設定に "enableArtifact": false が書き込まれます。
  • 権限ルール: 2026 年 9 月 12 日の変更以降、通常の WebFetch の deny / ask ルールは Artifact tool による読み取りと更新には適用されません。これらをブロックしたり確認制にしたりするには、Artifact ルール (または WebFetch(domain:claude.ai)) を使います。
  • コネクタのアカウント: 公開済みページのコネクタ呼び出しには、閲覧者のアカウントが使われます。
  • 提供プラン: 対象となるプランについては、公式のリリースノートには記載がありません。
HOW TO USE

使い方

claude.ai にサインインしていない場合は、最初の試行の時点でターミナルにその旨が表示されます。

  1. 作りたい機能の名前を挙げるか、欲しい見た目の出力を普段の言葉で説明して、Claude にアーティファクトを頼みます。
  2. 最初の公開が終わると Claude が URL を表示し、ブラウザで新しいページが開きます。
公式ヘルプを開く ↗
USE CASES

利用シーン

CASE 01

コードベースの構成や処理の流れを、文章ではなく視覚的な解説ページにまとめて関係者に見せる場面に向いています。

CASE 02

接続済みのツールのデータを MCP connectors 経由で読み込み、閲覧のたびに最新の値を表示する社内向けの確認ページに使えます。

CASE 03

長時間かかる作業の途中経過を、同じ URL のページを再公開しながら共有する場面に向いています。

CASE 04

組織内でページを共有し、付いたコメントへの返信を Claude に任せるレビューの場面に使えます。

COMPARISON

ChatGPT・OpenAI の対応する機能

比較の単位となる業務: Webページ・ドキュメントのアーティファクトとしての公開・共有と更新

OpenAI の Codex アプリの Sites は、OpenAI がホストするウェブサイト、ダッシュボード、社内ツール、Web アプリ、ゲームを作成・デプロイする機能で、ホスト環境の環境変数やシークレットの管理、公開済みサイトへのカスタムドメインの接続に対応しています。Artifact tool のアーティファクトは claude.ai の非公開 URL に公開される 1 枚完結のページで、バックエンドを持たず、複数のルートは提供できません。

Codex の Shared thread snapshots (スレッドの共有) は、ローカルのスレッドの読み取り専用スナップショットを共有する機能で、元のスレッドが変わってもスナップショットは更新されません。Artifact tool のページは、セッションが進むにつれて同じ URL のままその場で更新されます。

TIMELINE

これまでの変更

  1. 解説や視覚的・インタラクティブな作業はアーティファクトページに、人が編集を続けたり回覧したりする文章はドキュメントにするよう、選び分けが改善されました。

  2. /artifacts の削除確認が番号付きの選択肢になりました。1 または Enter で保持、2 で削除し、y・n・Esc も引き続き使えます。

  3. 小さな変更の適用と再公開を 1 回の呼び出しで行うようになりました。

  4. テレメトリ無効時の許可プロンプトが、他のインストールと同じ 5 つの質問になりました。一覧では公開済みアーティファクトの数を Claude が把握し、一度に 50 件ではなく最大 200 件を一覧できるようになりました。

  5. /artifacts のフィルタタブが、タイトルの横に All、Mine、Shared の 1 語ラベルで表示されるようになりました。ネットワーク共有上のファイル (\\host\share のパスや /net の自動マウント) は、--add-dir で追加したマップ済みネットワークドライブ上にある場合を除き、公開を拒否するようになりました。

  6. Artifact tool が起動時ではなく初回使用時に読み込まれるようになりました。プロンプト下のアーティファクトリンクは /artifacts を開く 1 つのフッターピル (⧉ name または ⧉ N) にまとめられ、/artifacts はそのセッションのアーティファクトを先頭に表示するようになりました。ページに unpkg.com からスクリプトを読み込めるようになりました。

  7. Artifact tool が使える場合、claude.ai のアーティファクトリンクを WebFetch ではなく Artifact tool で読むようになりました。公開・読み取りの結果に、ページを開ける人とオーナーの Share メニューでできることが示されるようになりました。編集権限がある共有アーティファクトはその場で更新されるようになりました。初回公開時には絵文字のファビコンではなく 1 語のタブアイコンを求めるようになりました。データベース書き込みで、ドキュメント全体を書き換えずに単一フィールドを削除できるようになりました。公開した Markdown ファイルは、タイトルヘッダー・文書向けの書体・シンタックスハイライト付きコードを備えたドキュメントページとして表示されるようになりました。1 つのセッションで他所での再公開を監視できる数が 5 件から 10 件に増えました。

  8. ターミナルでのデータ編集の許可プロンプトが、ドキュメント数とアーティファクトを開ける人を示すカードになりました。すべての承認をスキップする設定のローカル Cowork セッションでは、セッションのフォルダ外やシンボリックリンク先のローカルファイルを、確認なしに読み込む代わりに拒否するようになりました。公開が拒否された際のエラーは、理由と対処法を示すようになりました。他の人が書いたアーティファクトを読む際は、ページを信頼できないコンテンツとして扱い、埋め込まれた指示を伝えずに警告するようになりました。

SOURCES

出典

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