Claude APIAnthropic の機能

FEATURE

Usage and Cost Analytics API

Usage and Cost Analytics API (利用量・コスト分析 API) は、組織の過去のトークン利用量とコストを報告する API です。

プレビュー・先行提供公式発表と照合済み
初出2026年10月29日
ページ更新
提供状態プレビュー・先行提供
公式の記載で確認できた環境公式に記載なし
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. ChatGPT・OpenAI の対応する機能
  6. 関連する機能
  7. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

利用量とコストの取得

組織の過去のトークン利用量とコストを取得できます。利用量のエンドポイントはトークン数とリクエスト数を、コストのエンドポイントは USD 建てのコストを返します。

POINT 02

軸ごとの内訳の集計

ワークスペース、API キー、モデル、service tier、リクエストを行った ID (ユーザーやサービスアカウントなど) の単位で、コストとトークン利用量を分けて集計できます。

POINT 03

上位の抽出と時系列化

トークン数、リクエスト数、コストで結果を並べ、利用の多い対象を見つけられます。結果を日次・時間単位・分単位の区切りに分けて、時系列にすることもできます。

GUIDE

機能解説

概要

モデル、ワークスペース、API キー、各リクエストの背後にいるユーザーやサービスアカウントなど、指定した軸ごとに内訳を出せます。利用量は GET /v1/organizations/analytics/usage がトークン数とリクエスト数を返し、コストは GET /v1/organizations/analytics/cost が USD 建ての金額を返します。社内のダッシュボードや財務レポートのために、利用状況をプログラムから集計する場面に関わる機能です。

Usage and Cost Analytics API は、/v1/organizations/analytics/usage と /v1/organizations/analytics/cost の 2 つのエンドポイントで構成されます。対象は Claude Console と Claude Enterprise の組織のトークン利用量とコストです。

  • GET /v1/organizations/analytics/usage: トークン数とリクエスト数を返します。
  • GET /v1/organizations/analytics/cost: USD 建てのコストを返します。/usage エンドポイントと同じ絞り込み、軸、時間の区切りを指定できます。

結果の絞り込みとグループ化

  • 内訳に使う軸は group_by[] で指定します。指定できる軸は最大 5 つです。group_by[] に含めていない軸は、結果の group の中で null になります。指定した軸でも、その軸の値を持たない行では null になります (例: コード実行の利用量における model)。
  • time_bucket_width に 1m、1h、1d のいずれかを設定すると、軸の組み合わせごとの結果を UTC の区切りで分割します。各行の starting_at と ending_at が、その区切りの範囲を示します。利用量やコストが無い区切りの行は出力されません。
  • 時系列を作るときは、time_bucket_width と order_by=time を設定します。
  • グループ化できる軸の多くには、models[]=claude-opus-5-5 のような角括弧表記の絞り込みが用意されています。複数の値はパラメーターを繰り返して渡し、最大 100 個まで指定できます。同じ絞り込みの複数の値は OR で、異なる絞り込み同士は AND で組み合わされます。

actor 軸と利用者別の集計

actor 軸は、リクエストが誰に帰属するかを表します。帰属先は次のいずれかです。

  • ユーザー
  • サービスアカウント
  • フェデレーションされたクラウド ID (クラウドプラットフォーム経由で Claude を利用する組織の、AWS または Google Cloud のプリンシパル)
  • 上のどれにも当たらない場合は、API キーそのもの

Claude Code のユーザー別コストを取得するには、コストのエンドポイントに products[]=claude_code&group_by[]=actor を付けて呼び出します。

コストの値とデータの鮮度

コストのエンドポイントでは、各行の cost オブジェクトに次の値が入ります。

  • amount: 割引の適用後、クレジットの適用前のコスト
  • list_amount: 定価でのコスト
  • currency: 常に "USD"
  • requests

コストのエンドポイントに限り、group_by[]=cost_type で各行をコストの種類ごとに分割できます。group_by[]=token_type を指定すると、トークンのコストがトークンの種類ごとに分かれます。

すべてのレスポンスには data_refreshed_at のタイムスタンプが含まれます。この時刻より後の利用量は、欠けているか一部だけの状態です。

提供状況の注意

2026 年 10 月 29 日に、ベータとして提供が始まりました。利用には analytics-usage-cost-2026-08-24 ベータヘッダーが必要です。2 つのエンドポイントが報告する対象は、Claude Console と Claude Enterprise の組織のトークン利用量とコストです。対象プランや提供地域は、公式のリリースノートには記載がありません。

HOW TO USE

使い方

この API はベータとして提供されており、analytics-usage-cost-2026-08-24 ベータヘッダーを使って利用します。

  1. すべてのリクエストに anthropic-beta: analytics-usage-cost-2026-08-24 ヘッダーと anthropic-version ヘッダーを付けて送ります。
  2. ドキュメントのコード例は環境変数 ANTHROPIC_API_KEY からキーを読み込みます。例を実行する前に、この環境変数にキーを設定します。
公式ヘルプを開く ↗
USE CASES

利用シーン

CASE 01

財務レポートや社内ダッシュボード用に、コストを日次の区切りで集計する場面に使えます。

CASE 02

「今月どの API キーの支出が最も多いか」を確認する場面に向いています。

CASE 03

ワークスペースやモデルごとに、支出の内訳を確認する場面に使えます。

CASE 04

Claude Code の利用コストをユーザー別に把握する場面に向いています。

COMPARISON

ChatGPT・OpenAI の対応する機能

比較の単位となる業務: 組織のトークン利用量とコストのプログラムによる集計・分析

2026 年 8 月 4 日に、Usage と Costs のダッシュボードで API キーごとにデータを絞り込み・グループ化できるようになりました。同じ日に、Usage API と Costs API も、プログラムによるレポート作成・分析のために API キーのディメンションに対応しました。Usage and Cost Analytics API も API キーを軸に含み、加えてモデル、ワークスペース、各リクエストの背後にいるユーザーやサービスアカウントの軸で、結果を絞り込み・グループ化できます。

Codex アプリの Profile セクションは、プロフィール詳細、利用統計、トークンアクティビティを表示するプロフィール画面です。これに対して Usage and Cost Analytics API は、組織のトークン利用量とコストを API で報告します。

SOURCES

出典

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