Claude APIAnthropic の機能

FEATURE

Rate Limits API

Rate Limits API は、組織とそのワークスペースに設定されたレート制限を、プログラムから取得するための API です。

提供中公式発表と照合済み
初出2026年4月24日
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境公式に記載なし
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. ChatGPT・OpenAI の対応する機能
  6. 関連する機能
  7. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

レート制限の照会

組織とワークスペースに設定されたレート制限を、プログラムから照会できます。内容は Claude Console の Rate limits ページと同じ情報です。

POINT 02

モデル単位の絞り込み

組織のエンドポイントでは、model クエリパラメータにモデル ID またはエイリアスを渡すと、そのモデルを含む項目だけを取得できます。

POINT 03

ワークスペース制限の設定

ワークスペースのレート制限を、レート制限グループごとに API から設定・解除できます。

GUIDE

機能解説

概要

取得できる情報は、Claude Console の Rate limits (レート制限) ページに表示される情報と同じです。ワークスペースについては、レート制限の設定と解除にも使えます。この API は 2026 年 4 月 24 日にリリースされました。

Rate Limits API には、組織用とワークスペース用のエンドポイントがあります。

  • /v1/organizations/rate_limits:Messages API とその関連リソースについて、組織レベルで適用されているレート制限を返します。Claude Managed Agents など、ほかの製品の制限は含まれません。
  • /v1/organizations/workspaces/{workspace_id}/rate_limits:1 つのワークスペースに設定されたレート制限の上書き値を返します。

model_group の項目では、models フィールドに、そのグループの制限に数えられるすべてのモデル ID とエイリアスが並びます。グループの id は、どの組織でも、どのワークスペースの上書きでも同じで、変わることはありません。

照会時の絞り込みとページ送り

  • model クエリパラメータ:モデル ID またはエイリアスを渡すと、そのモデルを含む項目だけを返します。組織のエンドポイントだけで使えます。
  • include_inherited=true:ワークスペースのエンドポイントに付けると、組織から継承した値も含めて、そのワークスペースに適用される制限を 1 回のリクエストで取得できます。
  • group_type クエリパラメータ:2 つの一覧エンドポイントのどちらでも、応答を 1 つのカテゴリに絞り込めます。
  • limit と page クエリパラメータ:2 つの一覧エンドポイントのどちらでもページ送りに使え、応答には next_page フィールドが含まれます。

どちらの一覧エンドポイントも、Token Counting API、Files API、Skills API の制限は返しません。

ワークスペース制限を設定するときの注意

  • 組織の制限より大きい値をワークスペースに設定した場合、その値は保存されますが、実際には 2 つのうち小さいほうが適用されます。
  • 変更は約 1 時間以内に反映されます。反映されるまでは、以前の値でリクエストが制限されます。
  • Claude Platform on AWS では、ワークスペースのレート制限の設定は使えません。
  • 組織レベルのレート制限は、この API では更新できません。

ワークスペースの制限は Claude Console からも設定できます。Rate limits (レート制限) ページで Workspace (ワークスペース) のドロップダウンメニューから対象のワークスペースを選び、モデルの横にある Edit (編集) をクリックします。

管理者・導入時に確認したい点

これらのエンドポイントの利用には Admin API の認証情報が必要です。使えるのは、Admin API key、org:admin スコープを持つ OAuth トークン、またはワークスペースにスコープされていない個人用・サービスアカウント用のキーです。ワークスペースの API キーでは利用できません。

HOW TO USE

使い方

API でワークスペースのレート制限を設定・解除する流れです。

  1. 1 つのレート制限グループについてワークスペースのレート制限を設定または解除するには、/v1/organizations/workspaces/{workspace_id}/rate_limits/{rate_limit_id} に POST リクエストを送ります。
  2. リクエストボディには、{type, value} の項目を並べた limits 配列を指定します。value に 0 以上の整数を指定すると上書き値が設定され、null を指定すると解除されます。
公式ヘルプを開く ↗
USE CASES

利用シーン

CASE 01

組織とワークスペースのレート制限を、Claude Console を開かずにスクリプトから確認する場面に使えます。

CASE 02

特定のモデルがどのレート制限グループに数えられるかを調べる場面に向いています。

CASE 03

ワークスペースに実際に適用される制限を、組織から継承した値も含めて確認する場面に使えます。

CASE 04

ワークスペースごとのレート制限の上書き値を、API から設定・解除する場面に使えます。

COMPARISON

ChatGPT・OpenAI の対応する機能

比較の単位となる業務: 組織・ワークスペースのレート制限設定のプログラムによる照会

Rate Limits API が扱うのは、組織とワークスペースに設定されたレート制限です。照会に加えて、ワークスペースのレート制限の設定と解除にも使えます。

OpenAI API プラットフォームの Hard spend limits (支出の上限設定) は、組織とプロジェクトに対して月間の支出上限を設定する機能です。追跡された支出が上限に達すると、対象の API リクエストは 429 エラーを返します。制限の対象が、Rate Limits API ではレート制限、Hard spend limits では支出額という点が異なります。

SOURCES

出典

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