OpenAI APIOpenAI の機能

FEATURE

Evals platform (Evals)

Evals platform は、モデルの出力が、利用者の指定したスタイルや内容の基準を満たしているかをテストする OpenAI API の機能です。

提供終了の予告あり公式発表と照合済み
初出未調査
ページ更新
提供状態提供終了の予告あり
公式の記載で確認できた環境公式に記載なし
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. Claude・Anthropic の対応する機能
  6. 関連する機能
  7. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

出力を基準でテスト

モデルの出力が、指定したスタイルや内容の基準を満たすかをテストできます。評価は Evals API または OpenAI dashboard で設定します。

POINT 02

データ全行で一括実行

評価の実行 (eval run) では、設定したプロンプトでテストデータの各行に対するモデルの応答を生成します。実行はキューに入り、非同期で処理されます。

POINT 03

結果の詳細を確認

実行結果には、テスト基準ごとの詳細な結果、応答生成に使った API の使用量、結果を視覚的に確認できる dashboard のページへの report_url が含まれます。

GUIDE

機能解説

概要

評価 (evals) は Evals API でプログラムから設定するほか、OpenAI dashboard でも設定できます。プロンプトを試し、結果を分析して改善を重ねる場面に関わります。

評価 (evals) は、モデルの出力が利用者の指定したスタイルや内容の基準を満たすかをテストする仕組みです。全体の流れは次の 3 段です。

  • 行わせたいタスクを評価として記述する
  • テスト入力 (プロンプトと入力データ) で評価を実行する
  • 結果を分析し、プロンプトの改善を繰り返す

設定は Evals API でプログラムから行うほか、OpenAI dashboard でも行えます。

評価の構成要素

評価には 2 つの要素が必要です。

  • data_source_config:評価で使うテストデータのスキーマです。include_sample_schema を true にすると、テスト基準から sample (プロンプトを与えてモデルが生成した出力) を参照できます。
  • testing_criteria:モデルの出力が正しいかを判定する grader です。テストの設定では {{ と }} のテンプレート構文を使って、動的な内容を差し込めます。

作成した評価には UUID が割り当てられます。この UUID は、後で実行を開始するときに評価を指定するために使います。

実行と結果の確認

評価の実行で設定したプロンプトは、データセット内のテストデータ 1 行ごとにモデルの応答を生成するために使われます。プロンプトでは二重波括弧の構文で、現在のテストデータ項目から取り出す item.ticket_text のような動的な変数を埋め込めます。

作成した実行はキューに入り、指定したプロンプトとモデルでデータセットの全行を処理しながら非同期で進みます。実行の成功・失敗・キャンセルの通知を受け取るには、webhook のエンドポイントを作成し、eval.run.succeeded・eval.run.failed・eval.run.canceled のイベントを購読します。

実行の API 応答には、テスト基準ごとの詳細な結果、応答生成の API 使用量、dashboard で結果を視覚的に確認できるページへの report_url が含まれます。

提供状況の注意

2026 年 6 月 3 日に、reusable prompt objects・Agent Builder とあわせて、Evals platform の非推奨化が発表されています。提供プランや提供地域については、公式のリリースノートには記載がありません。

HOW TO USE

使い方

ここでは Evals API で評価を作成し、実行するまでの流れを示します。

  1. API (evals.create) で評価を作成します。テストデータのスキーマである data_source_config と、出力の正しさを判定する grader の testing_criteria を指定します。
  2. 評価のスキーマに合う JSONL のテストデータファイルを、OpenAI platform にアップロードします。dashboard から行うか、Files API で purpose を "evals" にしてアップロードします。
  3. アップロード時の応答に含まれる一意の id を控えておきます。後の手順で使います。
  4. API で評価の実行 (eval run) を作成します。YOUR_EVAL_ID と YOUR_FILE_ID を、作成した評価とテストデータファイルの ID に置き換えます。
  5. 評価と評価の実行の両方の UUID を使い、API で実行の現在の状態を取得します。状態は dashboard でも確認できます。
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USE CASES

利用シーン

CASE 01

プロンプトを変更する前後で、出力が定めたスタイルや内容の基準を満たしているかを確かめる場面に向いています。

CASE 02

問い合わせ文などのテストデータを JSONL にまとめ、全件に対するモデルの応答をまとめて検証する場面に使えます。

CASE 03

評価の実行完了を webhook で受け取り、社内の仕組みと連携させる場面に使えます。

COMPARISON

Claude・Anthropic の対応する機能

比較の単位となる業務: モデル出力の評価 (evals) の作成と実行

Evals platform では、評価を Evals API または OpenAI dashboard で設定できます。一方、Claude Console の更新版 Workbench では、保存済みプロンプト・変数・評価 (evals) はサポートされません。旧 Workbench は提供終了となり、2026 年 8 月 17 日にアクセスが終了します。残したいデータは、バナーと Organizational Settings (組織設定) からエクスポートできます。

なお、Evals platform も 2026 年 6 月 3 日に非推奨化が発表されています。

SOURCES

出典

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