できること
上限到達後も利用を継続
利用クレジットを有効にしておくと、プランに含まれる上限を使い切った後、リクエストが従量課金に切り替わり、そのまま処理が続きます。切り替わった後は、上限接近の通知が「Now using credits.」に変わります。
支出の上限と自動購入
利用クレジットに使う月ごとの支出上限を設定できます。残高が設定したしきい値を下回ったときにクレジットを自動で購入する auto-reload と、上限に近づいたときの通知も使えます。
消費状況の確認
Settings > Usage の利用状況ダッシュボードで、利用クレジットの消費をリアルタイムで確認できます。当月の累計コストや過去の利用履歴も確認でき、プランに含まれる利用分とクレジットの消費は分けて表示されます。
機能解説
概要
利用クレジットは Claude での会話と Claude Code のターミナルでの利用の両方に適用され、両方の利用を合算して上限に数えます。上限に達した後も作業を中断せずに続けたい場面に関わる機能です。
利用クレジットは、プランの上限のいずれかに達したときに、標準の API 料金による従量課金へ切り替えて作業を続けるための仕組みです。
- 適用範囲: Claude での会話と Claude Code のターミナルでの利用の両方に適用され、両方の利用を合算して上限に数えます。
- Research mode: プランに含まれる上限を超えた時点から利用クレジットが適用されます。
- Projects とファイル: プロジェクトの内容を含め、処理されたすべてのトークンに利用クレジットが適用されます。
- 上限のリセット: 利用クレジットは、プランの利用上限がリセットされるタイミングに影響しません。
- API クレジットとの関係: 月ごとの API クレジットは、Claude、Claude Code、Claude Cowork での利用クレジットには充当されません。
支出の管理と有効期限
利用クレジットでの利用は、月ごとの支出上限に達するまで、または auto-reload をオフにした状態で残高がなくなるまで続きます。
- 月ごとの支出上限: 利用クレジットに毎月使ってよい最大額を設定できます。
- auto-reload: 残高がしきい値を下回ったときに、追加のクレジットを自動で購入します。
- 利用アラート: 利用クレジットの上限に近づいたときに通知を受け取れます。
- 有効期限: 購入したクレジットの有効期限は Settings の Usage ページに表示され、期限が切れる前にメールで知らせが届きます。
利用クレジットは Settings > Usage からいつでも無効にできます。無効にした後は、プランに含まれる利用分だけを使えます。
組織のメンバーからの上限引き上げリクエスト
Claude Code では /usage-credits を使って、組織のメンバーが管理者に利用上限の引き上げをリクエストできます。このコマンドは、AWS Marketplace 経由で請求される Enterprise 組織、セルフサーブの Enterprise、Enterprise トライアル向けに追加されました。
- リクエストを組織の管理者に送る前に、確認を求めます。
- 組織が利用クレジットのリクエストをオフにしている場合、Team と Enterprise のメンバーには、そのための
/usage-creditsのメッセージが表示されます。 - セッションの途中で有効にした利用クレジットは、Claude Code を再起動した後に反映されます。
上記以外のプランでの /usage-credits の提供については、公式のリリースノートには記載がありません。
使い方
Claude アカウントの設定画面から利用クレジットを有効にする流れです。
- Claude アカウントで Settings > Usage (設定 > 利用状況) を開きます。
- Usage credits (利用クレジット) の欄でトグルをクリックし、有効にします。
- 支払い方法がまだ設定されていなければ、設定します。
- 支出に関する設定を行います。
- Adjust limit (上限を調整) をクリックして月ごとの支出上限を設定します。支出に制限を設けない場合は Set to unlimited (無制限に設定) を選びます。
- Buy usage credits (利用クレジットを購入) をクリックして購入額を選び、Continue (続行) をクリックします。確定の前に購入分の有効期限が表示されます。
- 必要に応じて auto-reload を有効にすると、残高が設定したしきい値を下回ったときに自動で購入します。
利用シーン
長時間の開発作業の途中でプランの上限に達しても、Claude Code での作業を止めずに続けたい場面に向いています。
従量課金の支出を月ごとの上限と通知で管理しながら、追加の利用を認めたい場面に使えます。
プランに含まれる利用分とクレジットの消費を分けて確認し、月ごとのコストを把握する場面に使えます。
AWS Marketplace 経由で請求される Enterprise 組織、セルフサーブの Enterprise、Enterprise トライアルのメンバーが、Claude Code から管理者に利用上限の引き上げを依頼する場面に使えます。
ChatGPT・OpenAI の対応する機能
比較の単位となる業務: 利用上限超過時の追加利用クレジットの有効化と管理者への引き上げリクエスト
OpenAI API プラットフォームの Hard spend limits(支出の上限設定)は、組織とプロジェクトに対して月間の上限を設定する機能で、追跡された支出が上限に達すると対象の API リクエストは 429 エラーを返します。上限で止まる前に知らせを受けるには支出アラートを使います。
Usage credits も月ごとの支出上限と、上限に近づいたときの通知を備えています。こちらはプランに含まれる利用上限を超えた後の従量課金分に対する上限で、利用クレジットでの利用は月ごとの支出上限に達するまで、または auto-reload をオフにした状態で残高がなくなるまで続きます。
これまでの変更
組織が利用クレジットのリクエストをオフにしている Team と Enterprise のメンバーに表示される
/usage-creditsのメッセージが改善されました。「Usage credits required for 1M context」のメッセージが改善され、セッション途中で有効にした利用クレジットは Claude Code の再起動後に反映されることを案内するようになりました。
AWS Marketplace 経由で請求される Enterprise 組織、セルフサーブの Enterprise、Enterprise トライアル向けに
/usage-creditsが追加され、メンバーが管理者に利用上限の引き上げをリクエストできるようになりました。/usage-creditsが、組織の管理者にリクエストを送る前に確認を求めるよう変更されました。