Claude アプリAnthropic の機能

FEATURE

Skill and plugin security scanning

Skill and plugin security scanning は、サードパーティのスキルやプラグインがアップロードまたは編集されたときに、組織内で実行される前に悪意のあるコンテンツが含まれていないかを自動で検査する機能です。

プレビュー・先行提供公式発表と照合済み
初出2026年8月6日
ページ更新
提供状態プレビュー・先行提供
公式の記載で確認できた環境公式に記載なし
提供を確認できたプランEnterprise
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. ChatGPT・OpenAI の対応する機能
  6. 関連する機能
  7. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

外部製の自動検査

サードパーティのスキルやプラグインがアップロード・編集されたとき、組織内で実行される前に悪意のあるコンテンツを自動で検査します。単体のスキル、プラグイン、プラグインに同梱されたスキルが対象で、プラグインに含まれるフックも検査されます。

POINT 02

3 段階の判定

Claude が内容を確認し、pass・warn・fail のいずれかを返します。warn は注意バナーを確認したうえで使え、fail はブロックされます。

POINT 03

判定の上書きと取消

権限のある利用者は、ブロックまたは警告されたものについて、"Allow anyway" (それでも許可) の選択肢が表示されている場合にそれを選べ、後から "Revoke" (取り消し) で元に戻せます。

GUIDE

機能解説

概要

Claude が内容を確認して悪意のある挙動の兆候を探し、pass・warn・fail のいずれかの結果を返します。外部で作られたスキルやプラグインを組織に取り込む際の管理に関わる機能です。

Skill and plugin security scanning は、サードパーティのスキルやプラグインがアップロード・編集されたときに、組織内で実行される前に悪意のあるコンテンツを検査する機能です。Claude がスキルやプラグインの内容を確認し、悪意のある挙動の兆候を探して、pass・warn・fail のいずれかの結果を返します。

スキャンはバックグラウンドで実行され、ほとんどのスキャンは 1〜2 分ほどで終わります。結果はキャッシュされるため、同じスキルを再度アップロードすると、ほぼすぐに結果が返ります。スキャンは通常の Claude のセッションの外で動くため、Claude の応答の仕方は変わりません。

スキャンの対象と対象外

対象になるのは、メンバーまたはオーナーがアップロードしたサードパーティのスキルとプラグインです。

  • 単体のスキル
  • プラグイン
  • プラグインに同梱されたスキル
  • プラグインの一部として配布されたフック

次のものはスキャンの対象外です。

  • スキャンを有効にする前から組織内にあったスキルやプラグイン (これらはそのまま動き続けます)
  • Claude で作成したスキル (Claude に組み込まれた安全対策に依拠します)
  • 接続された MCP サーバー経由で共有されるスキル
  • MCP サーバー自体

結果ごとの扱い

  • pass: 懸念が見つからなければ、スキルやプラグインは追加のメッセージ無しで通常どおりインストールされます。
  • warn: 注意バナーが表示され、利用者がそれを確認したうえで引き続き使えます。
  • fail: スキルやプラグインはブロックされ、組織内で適切な権限を持つ人が許可しない限り使えません。バナーには、検出された具体的な理由が表示されます。

Owners、Primary Owners、または Libraries の権限が "Can manage" に設定されたロールの利用者は、表示されている場合に "Allow anyway" (それでも許可) を選べます。この操作は Organization settings > Plugins & skills (組織設定 > プラグインとスキル) または Customize (カスタマイズ) タブにあり、"Revoke" (取り消し) で後から元に戻せます。"Allow anyway" はそのバージョンだけに適用され、新しいバージョンは改めてスキャンされます。許可したバージョンでは、アクセスできるすべての人に対してスキャンのバナーが表示されなくなります。

誤ってブロックされたと考える場合は、スキルを編集して再度アップロードします。変更せずに同じスキルをアップロードすると同じ結果が返るため、修正は検出された点に対処する必要があります。

管理者は、Organization settings > Plugins & skills の "Inventory" (一覧) タブと "Requests" (リクエスト) タブで、項目ごとのスキャン結果を確認できます。

提供状況の注意

2026 年 8 月 6 日に、Enterprise プランでスキル・プラグインのセキュリティスキャンをプレビューとして有効にできるようになりました。正式な提供の時期や、そのほかのプランでの提供については、公式のリリースノートには記載がありません。

管理者・導入時に確認したい点

  • カスタムロールを使っている場合は、カスタムロールの作成・編集時に、スキャンの対象とすべきロールで Skill and plugin security scanning の capability をオンにします。
  • スキャンする内容は、通常の Claude のセッションとは分けられた安全で隔離された環境で処理されます。スキャンに使ったコピーはスキャン後に削除され、結果と基本的なメタデータだけが保持されます。
  • 有効化しても、既存のスキルやプラグインはそのまま動き続けます。
  • pass の結果は、アクセス権を悪用するよう作られたスキルが見つからなかったことを意味し、あらゆる面での安全を保証するものではありません。悪意は無いものの意図しない動きをするスキルは検出されません。
HOW TO USE

使い方

Enterprise プランで、この機能を有効にできます。

  1. 組織でスキャンがオフの場合、Owners (オーナー) または Primary Owners (プライマリーオーナー) が Organization settings > Plugins & skills (組織設定 > プラグインとスキル) を開き、"Policy" (ポリシー) タブを選びます。
  2. Skill and plugin security scanning をオンにします。以降、組織内でのスキルやプラグインの新しいアップロード・編集はすべて自動でスキャンされます。
公式ヘルプを開く ↗
USE CASES

利用シーン

CASE 01

社外で作られたスキルやプラグインを組織に取り込む前に、悪意のあるコンテンツが無いかを自動で確認する場面に向いています。

CASE 02

外部製プラグインに同梱されたスキルやフックも含めて、アップロード時にまとめて検査したい場面に使えます。

CASE 03

警告やブロックが出た項目について、権限を持つ管理者が個別に許可・取り消しを判断する運用に使えます。

CASE 04

管理画面の "Inventory" と "Requests" タブで、組織内のスキルやプラグインのスキャン結果を一覧で確認する場面に使えます。

COMPARISON

ChatGPT・OpenAI の対応する機能

比較の単位となる業務: サードパーティ製スキル・プラグインの悪意あるコンテンツの自動検査

OpenAI の Codex アプリには、フックについてアプリ内で信頼をレビューするフローがあります。一方、Skill and plugin security scanning では、プラグインの一部として配布されたフックが、プラグインのアップロード・編集時に Claude による悪意のあるコンテンツの自動スキャンの対象に含まれます。

SOURCES

出典

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