できること
共同で文書を育てる
Claude やチームの人と、更新し続けるドキュメントを書けます。会話で依頼すると Claude が下書きを作り、最初に確認の質問をし、判断の理由をコメントで残します。
会話やコメントで修正依頼
会話で修正を頼むと、Claude がドキュメントを直して変更点を伝えます。コメントで @Claude とメンションすると、Claude がスレッドで返信して変更を加え、何をなぜ変えたかを説明します。
図表をドキュメントに追加
チャート、図、グラフ、タイムラインの追加を Claude に頼めます。Claude は接続したアプリからデータを取得し、ドキュメントの中に図表を作ります。
機能解説
概要
会話の中でドキュメントを依頼すると、Claude が目の前で下書きを作ります。作業の最初に確認の質問をし、自分の判断の理由をコメントで残します。作成したドキュメントは rich-text 形式で Claude アカウントに保存され、ほかのツールに移さずに編集と共有を続けられます。
ドキュメントの仕組み
Claude Docs のドキュメントは、Claude アカウントに保存される rich-text のドキュメントです。見出しや表などの書式を使え、ノートの区切りのように複数のタブを持てます。作成したドキュメントはすべて Artifacts タブに保存され、どの会話からでも再び開けます。
- 作り方: どの会話でもドキュメントを依頼できます。依頼の先頭に
/docsを付けるか、メッセージ欄から「Output」(出力) >「Docs」を選ぶ方法もあります。 - 参照できる材料: 依頼時に、Claude はファイル、メモリ、プロジェクト、スキル、接続したアプリの内容を使えます。
- Claude Code から: 進行中のセッションを spec (仕様書)、runbook (運用手順書)、readout (報告書) にまとめるよう Claude に頼めます。デスクトップではドキュメントがサイドパネルに開き、ターミナルではウェブで開くためのリンクを Claude が示します。
編集と共同作業
- 直接の編集: 自分で編集した内容は自動で保存され、そのドキュメントを開いている全員の画面にすぐ反映されます。
- 同時編集: 編集権限を持つ人は、自分や Claude と同時に同じドキュメントで作業でき、全員の編集がリアルタイムに表示されます。
- 変更の記録: すべての変更には、人か Claude かを問わず、変更した主体が記録されます。
- コメント: キーボードでは、コメントしたい文章を選んで Cmd+Option+M (Windows では Ctrl+Alt+M) を押すと「Add a comment」(コメントを追加) 欄が開きます。Shift+Return で改行、@ でメンションし、Return で投稿します。
- ショートカット一覧: ドキュメント内のどこかにフォーカスがある状態で Cmd+/ (Windows では Ctrl+/) を押すと開きます。
- 図表の更新: チャートや図は、Salesforce や Google Sheets などの接続アプリのデータから作ったものでも、自動では更新されません。最新のデータにするには、Claude にデータの再取得を頼みます。
共有・権限・書き出し
ドキュメントは作成時点では作成者だけが見られる状態です。共有するときは、ドキュメントを開いて「Share」(共有) をクリックします。
- Viewer (閲覧者): ドキュメントを読めます。
- Editor (編集者): 読む、編集する、コメントする、書き出すことができます。
- Owner (所有者): 名前の変更と削除は所有者だけが行えます。
Claude は常に依頼した人の権限で動作するため、閲覧権限だけの人の依頼でドキュメントを編集することはできません。
書き出すときは「Export」(エクスポート) をクリックし、Word (.docx)、PDF (.pdf)、Markdown (.md)、Google Docs から形式を選びます。ドキュメントを Claude Slides でプレゼンテーションにするよう Claude に頼むこともできます。
提供状況の注意
Claude Docs を含むアーティファクトは、Free を含むすべてのプランで利用できます。Enterprise プランでは、Claude Docs はベータ版として提供されています。
管理者・導入時に確認したい点
- 組織での Claude Docs の有効・無効は、Owner (所有者) が Organization settings (組織設定) > Artifacts (アーティファクト) で切り替えます。
- Claude がドキュメントで作業するのは、サインインした人が依頼したときだけです。その人に権限の無い操作は行いません。
- ドキュメントの削除は取り消せません。ゴミ箱は無く、削除すると共有していた全員が利用できなくなります。
使い方
Artifacts タブのテンプレートから作成する場合の流れです。
- Artifacts (アーティファクト) タブを開きます。
- ギャラリーから Docs のテンプレートを選びます。
- 作りたいドキュメントの内容を説明します。
利用シーン
開発作業の流れを残す場面に向いています。Claude Code のセッションを spec、runbook、readout にまとめるよう頼めます。
接続したアプリのデータを使った報告書づくりに使えます。スクリーンショットを貼る代わりに、Claude にチャートやタイムラインを作らせられます。
複数人で一つの文書を書き進める場面に向いています。編集権限を持つメンバーと Claude が同時に編集し、変更の主体も記録されます。
文書から発表資料へつなげる場面に使えます。ドキュメントを Claude Slides のプレゼンテーションにするよう頼めます。
ChatGPT・OpenAI の対応する機能
比較の単位となる業務: Claude やチームとの継続更新ドキュメントの共同執筆
Chats は、最初にプロジェクトフォルダを選ばずに始められるスレッドで、リサーチ、執筆、計画、分析などに使えます。一方の Claude Docs は、どの会話でも依頼して作成する rich-text のドキュメントで、Claude アカウントに保存され、Artifacts タブからどの会話でも再び開けます。
Claude Docs では、作成した文書を Claude やチームと同時に編集し、リンクで共有できます。