Claude CodeAnthropic の機能

FEATURE

Claude Mods

Claude Mods の mod は、Claude Code の見た目と挙動を変えるプラグインです。

提供中公式発表と照合済み
初出2026年10月3日
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境ターミナル
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. ChatGPT・OpenAI の対応する機能
  6. これまでの変更
  7. 関連する機能
  8. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

挙動と見た目の変更

イベントハンドラーで、ツール呼び出しや送信されたプロンプト、画面の描画を監視・変更・引き継ぎできます。フックは Claude Code がイベントを処理する前に実行されるため、次に何が起きるかをフック側で決められます。

POINT 02

独自の画面を描く

トランスクリプトの横のペインやプロンプトの上の帯に、タブ・ボタン・テキスト欄を持つ画面を描けます。ツール呼び出しの行、スピナー、Claude が質問するダイアログなど、Claude Code 自身が描く部分の置き換えやスタイル変更もできます。

POINT 03

処理への介入とコマンド

ツール呼び出しを保留してユーザーに質問する、ツールを実行せずに応答する、リクエストを別のモデルに送るといった介入ができます。Claude のターンを使わず、Claude の作業中でもすぐに自分の関数を実行する /command も追加できます。

GUIDE

機能解説

概要

mod は JavaScript または TypeScript のイベントハンドラーでできています。ツール呼び出し、送信されたプロンプト、画面の描画といったイベントが起きると Claude Code がハンドラーを呼び出し、ハンドラーはそのイベントを監視・変更・引き継ぎできます。Claude Code のセッションで作りたいものを説明すると、Claude が mod を書きます。

mod はプラグインの一種で、Claude Code の見た目と挙動を変えます。中身は JavaScript または TypeScript のイベントハンドラー (フック) です。

  • フックは Claude Code がイベントを処理する前に実行され、イベントの監視・書き換え・応答ができます。
  • 描画、コマンドの追加、モデルの呼び出し、ファイルの読み取り、プロセスの起動、ネットワークリクエストなど、自身のコードの外で何かをするときは、フックが mods API を呼び出します。
  • 1 つの mod のフックは同じファイル内の変数を共有するため、あるフックが記録した内容を別のフックで表示できます。
  • 描画する mod は、どのアプリで動いているかを確認し、描画できない環境ではトランスクリプトの 1 行やコマンドのテキスト応答に切り替えられます。
  • Claude Code のセッションで作りたいものを説明すると、Claude が mod を書きます。

組み込み mod「You should know」

You should know は組み込みの mod で、サイドエージェントがユーザーや Claude が見落としそうな点を指摘します。有効にするには次のコマンドを実行します。対象は、テレメトリがオンのファーストパーティセッションです。

/plugin enable cc-plugin-you-should-know@builtin

セッションにある組み込み mod は、/plugin を実行して Installed (インストール済み) タブを開くと、Built-in (組み込み) の下に一覧で表示されます。組み込み mod は更新・アンインストールができず、disableAllHooks、--bare、--safe-mode といったインストール済み mod を止める設定やフラグでは止まりません。

安全面と管理者・導入時に確認したい点

  • mod はサンドボックス化されていません。sandboxing をオンにしても、mod が起動したプロセスはサンドボックスの外で動きます。
  • mod は Claude Code の画面の多くを作り替えられますが、権限確認のプロンプトは対象外です。
  • インストール前に、シェルでプラグインのディレクトリに対して claude plugin validate を実行すると、mod を実行せずに、扱うイベントと Claude Code に求める処理を一覧できます。
  • 1 セッションだけインストール済みの mod をすべて止めるには、--safe-mode を付けて Claude Code を起動します。ほかのカスタマイズも無効になります。
  • すべてのセッションでインストール済みの mod を止めるには、~/.claude/settings.json に "disableAllHooks": true を設定します。settings のフックとカスタムステータスラインも止まります。
  • 管理設定でインストールされた mod は、$.session.identity() でセッションのサインイン方法などを取得でき、prompt.submit フックから $.prompt.media でプロンプトに添付された画像や文書のバイトを読めます。
  • ユーザーがインストールした mod に対して、管理権限ルール、管理フック、組織の MCP ツール名の適用が改善されています。
  • settings.read フックは各設定レイヤーを受け取り、マージ後の設定を書き換えられるため、管理 mod で組織の設定を上限にできます。
  • 組織の mod のトーストは、ほかの mod のトーストより先に表示されます。

提供状況の注意

対象プランについては、公式のリリースノートには記載がありません。表示には環境による違いがあり、質問ダイアログの上に描くツリーは、VS Code とデスクトップ・モバイルアプリでは Markdown と最大 48 行を表示できますが、ターミナルでは 12 行のプレーン表示のままです。

HOW TO USE

使い方

ここでは、マーケットプレイスから mod をインストールして読み込みを確認する流れを示します。

  1. mod はマーケットプレイスからプラグインとしてインストールします。プラグイン名、@、マーケットプレイス名を指定し、Claude Code のセッションでは /plugin install token-chart@your-org、シェルでは claude plugin install token-chart@your-org を実行します。
  2. セッションを開いたままシェルからインストールまたは更新した場合は、そのセッションで /reload-plugins を実行して読み込みます。それ以外の場合は、次に Claude Code を起動したときに読み込まれます。
  3. ターミナルのセッションが読み込んだ mod を確かめるには、Claude Code のプロンプトで /plugin を実行します。タブの下の薄い行に、1 mod active · first-mod のように数と名前が表示されます。
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USE CASES

利用シーン

CASE 01

ツール呼び出しの前にユーザーへの確認を挟む、独自の確認手順を組み込む場面に使えます。

CASE 02

チームで繰り返す処理を、Claude のターンを使わずに動く /command として用意する場面に向いています。

CASE 03

組織で管理設定から mod を配布し、組織の設定を上限としてそろえる場面に使えます。

CASE 04

作業中に見落としを指摘してほしい場面では、組み込み mod の You should know を使えます。

COMPARISON

ChatGPT・OpenAI の対応する機能

比較の単位となる業務: プラグインによるコーディングエージェントの挙動・UI の拡張とカスタマイズ

Codex の Plugins では、チームが skills、MCP サーバー、ライフサイクルフックを含む再利用可能なプラグインバンドルを配布できます。Claude Mods の mod は、マーケットプレイスからプラグインとしてインストールするもので、中身は JavaScript または TypeScript のイベントハンドラーです。

Codex の Automatic approval reviews は、対象となる承認プロンプトを、リクエストの実行前に自動レビュー担当エージェントに回します。Claude Mods では、フックが Claude Code のイベント処理の前に実行され、ツール呼び出しを保留してユーザーに質問するといった介入を mod の処理として組み込みます。

TIMELINE

これまでの変更

  1. 組み込みのプラグイン作成スキルが、作成した mod が動作した後に一度だけ、その共有の手伝いを提案する形に変わりました。

  2. settings.read フックが各設定レイヤーを受け取る形に変わりました。セッション中に Claude が書いた mod を有効にする質問は、リンクやセッション ID のないプレーンテキストになりました。

  3. 質問ダイアログ上のツリーの表示拡張、.catch ハンドラーがフックの例外・タイムアウト時だけ動く変更、$.env.set が {} または理由付きの { deny } で解決する変更が入りました。下書きや送信プロンプトに入らない virtualText、エージェントのトランスクリプトをメインビューに出す $.ui.view({ agentId })、Text の dir・size・weight・mono・tabular、Box の名前付き余白段階 (xs〜xl) が追加され、bold は非推奨になりました。管理設定由来の mod 向けの $.prompt.media と $.session.identity()、ユーザーがインストールした mod への管理ルールの適用改善も含まれます。

  4. ユーザーの通知設定を通じてネイティブ通知を出す $.ui.notify、Button の子要素 (文字列と Text)、$.tool.register の isDeferred (false でツールのスキーマを最初からプロンプトに載せる)、プロンプト欄の補完リストに行を足すイベント prompt.autocomplete、$.model.complete のプロンプトキャッシュが追加されました。agent.spawn フックにワークフローエージェントが含まれ、mod が拒否できます。組織の mod のトーストが先に表示される変更もありました。

  5. フルスクリーンモードで最後に選択したテキストを返す $.ui.selection() が追加されました。

  6. v2.1.287 で Claude Mods が追加され、プラグインがより深い挙動を変更できる形になりました。組み込み mod の You should know も追加されました。

SOURCES

出典

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