Claude CodeAnthropic の機能

FEATURE

/code-review (コードレビュー)

/code-review は、Claude Code のプロンプトで入力するコマンドです。

提供中公式発表と照合済み
初出2026年4月18日
ページ更新
提供状態提供中
公式の記載で確認できた環境ターミナル、デスクトップアプリ、Web ブラウザ
提供を確認できたプラン公式に記載なし
目次 CONTENTS
  1. できること
  2. 機能解説
  3. 使い方
  4. 利用シーン
  5. ChatGPT・OpenAI の対応する機能
  6. これまでの変更
  7. 関連する機能
  8. 出典
CAN DO

できること

POINT 01

ブランチ変更のレビュー

現在のブランチの変更を Claude がレビューし、正しさに関わるバグを探して会話に報告します。対象はプルリクエスト番号、ブランチ名、ファイルパス、Git のリビジョン範囲でも指定できます。

POINT 02

指摘の適用と投稿

--fix を付けるとレビュー後に指摘を作業ツリーへ適用し、--comment を付けると GitHub のプルリクエストにインラインコメントとして、GitLab のマージリクエストには 1 件のノートとして指摘を投稿します。

POINT 03

クラウドでの深いレビュー

/code-review ultra で、並列のマルチエージェントによる分析と批評を行う ultrareview をクラウドで実行できます。/code-review ultra --fix では、戻ってきた指摘を作業ツリーへ適用するよう Claude に依頼します。

GUIDE

機能解説

概要

Claude がブランチ上の変更をレビューして正しさに関わるバグを探し、見つけた内容を会話の中で報告します。モデルと努力レベルによっては、再利用・簡素化・効率化といったクリーンアップの観点もレビューに含まれます。より深いレビューが必要な場合は、クラウドで実行する ultrareview に切り替えられます。

/code-review は、作業中のセッションでそのまま実行するローカルのレビューです。/review は /code-review のエイリアスです。

  • 対象を指定しない場合、ブランチの upstream より先行しているコミットと、未コミットの変更をレビューします。upstream が無いブランチでは、main または直前のコミットと比較します。
  • レビューは CLAUDE.md に従います (非対話の -p 実行でも同じです)。REVIEW.md は読みません。すべてのレビューに守らせたいプロジェクトのルールは CLAUDE.md に書きます。
  • デスクトップアプリのように指摘一覧を求めるホストアプリでは、指摘は ReportFindings ツールを通じて一覧で表示されます。各項目にはファイルの位置と 1 文の要約が付き、指摘にカテゴリタグ (例: correctness) がある場合はそれも表示されます。
  • セッションの後半で Claude が指摘を修正すると、更新された一覧で各指摘が fixed、skipped、no change needed のいずれかに分類されます。
  • 変更のレビューを平易な言葉で頼んだときや、/code-review をプロンプトにしたセッション内の予約タスクから、Claude が自らレビューを開始する場合があります。
  • /simplify はクリーンアップに絞ったレビューを行い、修正を適用します。

努力レベルと引数

努力レベルを指定すると、網羅性と確度のどちらを重視するかを調整できます。

  • low では、最も確度の高い指摘だけを報告します。medium から max にかけて、レビューの範囲が広がります。
  • レベルを入力しない場合は、以前のセッションも含めて最後に入力した low 〜 max のレベルを再利用します。変更するには /code-review high のようにレベルを入力します。
  • --max-findings <n> で最大 n 件、--max-findings all ですべての指摘を、通常の上限の代わりに報告します。選んだ値は --max-findings default を渡すまで再利用されます。
  • 対象は、努力レベルとフラグの後に書きます。
  • ultra を付けた場合、ブランチや PR を指さない長めの文章はレビューへのメモとして扱われ、Claude は指摘をそのメモに関連づけます (例: /code-review ultra check my auth changes)。

Ultrareview (クラウドレビュー)

ultrareview は、並列のマルチエージェントによる分析と批評でクラウド上で包括的なレビューを行います。/ultrareview を引数なしで実行すると現在のブランチを、/ultrareview <PR#> で特定の GitHub PR を取得してレビューします。

  • 既定では、現在のブランチをリポジトリの既定ブランチと比較し、作業ツリーの未コミット・ステージ済みの変更も含めます。/code-review ultra develop のようにブランチ名を渡すと、別のブランチを基準に比較します。
  • 対象が github.com のプルリクエストの場合、完成した指摘を GitHub アカウントから PR にコメントとして投稿させることができます。/ultrareview --post は指摘が届いた時点で PR コメントを直接投稿し、コメントのリンクを表示します。
  • /ultrareview <PR#> は起動前に、Claude アカウントに接続された GitHub アカウントがリポジトリにアクセスできるかを確認し、直し方を案内します。
  • スクリプトや CI ジョブからは claude ultrareview サブコマンドを使います。指摘が出るまで待ち、標準出力に書き出します。長時間のクラウドレビューは最大 45 分待ちます。
  • クラウドレビューには claude.ai アカウントが必要です。

管理者・導入時に確認したい点

  • ローカルブランチを ultrareview にかけると、追跡ファイルの未コミットの変更がアップロードされる場合があり、起動ダイアログにその旨が表示されます。id_rsa copy や kubeconfig (1).yaml のような重要ファイルの名前変更コピーは、アップロードされずにマシン上に残ります。
  • バックグラウンドのレビューが --fix で行う編集は、セッションの checkpoints の外で適用されます。/rewind で戻るのは会話の中で Claude がすでに編集していたファイルだけなので、それ以外のレビューによる編集は git で元に戻します。
  • --fix の編集は、設定している permission mode に従います。
  • Claude や予約タスクによる自動起動を止め、手入力の /code-review だけを残すには、~/.claude/settings.json などの設定ファイルに skillOverrides のエントリを追加し、"code-review" を "user-invocable-only" に設定します。
  • code-review という名前のプロジェクトまたは個人の skill を置くと、同梱のレビューの代わりにそちらが実行されます。/review エイリアスは引き続き同梱のレビューを実行します。
  • レビューをフォアグラウンドで実行するには、-p フラグまたは Agent SDK による非対話モードで実行します。CLAUDE_CODE_DISABLE_BACKGROUND_TASKS を 1 にする方法もありますが、他のバックグラウンドタスク機能も無効になります。
  • disableWorkflows がオンでも、Code Review のプルリクエストレビューと /ultrareview は実行されます。ただし、レビューを実行するマシン自身の管理者が MDM または managed-settings ファイルで設定している場合は除きます。
  • claude ultrareview はワークスペースの信頼を必要とします。ターミナルでは確認を求め、それ以外では実行を拒否します。スクリプトでは --trust-workspace を渡すか、CLAUDE_CODE_DISABLE_ULTRAREVIEW_TRUST_CHECK=1 を設定します。
  • Code Review では、オーナーが組織向けに Quick・Standard (既定)・Deep のレビューレベルを選び、リポジトリごとに個別のレベルを設定できます。
  • 対象となるプランは、公式のリリースノートには記載がありません。
HOW TO USE

使い方

  1. Claude Code のプロンプトで /code-review を実行します。対象を指定しない場合は、現在のブランチの変更がレビューされます。
  2. そのまま作業を続けます。ターミナルのセッションでは、レビューは独自のコンテキストウィンドウを持つバックグラウンドの subagent として実行され、完了すると指摘が会話に届きます。
  3. レビューで見つかった点の修正を Claude に依頼します。--fix または --comment を付けた場合は、レビューの一部として指摘の適用や投稿が行われ、編集の承認を求められる場合があります。
公式ヘルプを開く ↗
USE CASES

利用シーン

CASE 01

プルリクエストを出す前に、自分のブランチの変更を正しさの観点で確認する場面に向いています。

CASE 02

GitHub のプルリクエストや GitLab のマージリクエストに、レビューの指摘をコメントとして残す場面に使えます。

CASE 03

CI ジョブやスクリプトからクラウドレビューを実行し、結果を標準出力で受け取る場面に使えます。

CASE 04

変更の後片付け (再利用・簡素化・効率化) に絞って修正を適用したい場面には /simplify が使えます。

COMPARISON

ChatGPT・OpenAI の対応する機能

比較の単位となる業務: コード変更・プルリクエストのレビューと指摘の修正適用

GitLab のマージリクエストについて、/code-review は --comment を付けると GitLab の glab CLI を通じて指摘を 1 件のノートとして投稿します。Codex の GitLab 連携は Codex cloud 上で動作し、GitLab プロジェクトを接続して環境を作成したうえで、@codex で issue やマージリクエストからタスクを開始し、単発または自動のマージリクエストレビューを依頼する形です。Codex の GitLab 連携はベータ版として提供されています。

GitHub のプルリクエストについて、/code-review は指摘をインラインコメントとして投稿でき、--fix で指摘を作業ツリーへ適用します。Codex アプリでは、サイドバーでプルリクエストを確認して差分内のコメントや変更ファイルをレビューし、提案されたパッチを確認して編集・承認・却下する流れになっています。

TIMELINE

これまでの変更

  1. Claude Desktop の Code タブや Web から開始した /code-review のうち、cloud セッションと claude remote-control セッションで、プレーンテキストの一覧ではなく指摘カードが表示されるようになりました。

  2. claude ultrareview がワークスペースの信頼を必要とするようになりました。Code Review に Quick・Standard・Deep のレビューレベルが追加されました。

  3. --max-findings <n>|all が追加されました。disableWorkflows がオンでも Code Review のプルリクエストレビューと /ultrareview が実行されるようになりました。

  4. 起動ダイアログに未コミット変更のアップロードについての表示が加わり、重要ファイルの名前変更コピーもマシン上に残るようになりました。

  5. 専用の調整設定を持たないモデルでは、多数のレビュー subagent を起動せず、簡潔なインラインのレビュープロンプトを使うようになりました。

  6. /ultrareview --post が指摘の到着時に PR コメントを直接投稿し、リンクを表示するようになりました。

  7. クラウドレビューの待ち時間が最大 45 分 (以前は 30 分) になりました。/code-review --comment が glab mr note で GitLab のマージリクエストに指摘を投稿できるようになりました。

  8. /ultrareview <PR#> が起動前に GitHub アカウントのアクセスを確認するようになりました。Bedrock・Vertex AI・Foundry、Claude apps gateway 経由、テレメトリや必須でない通信を無効にしている場合でも、Claude が自らレビューを開始できるようになりました。

  9. high・xhigh・max の努力レベルもバックグラウンドエージェントで実行されるようになりました。

  10. /review が /code-review のエイリアスになりました。レベルを指定しない場合は前回のレベルを再利用するようになりました。

  11. /code-review がバックグラウンドの subagent として実行されるようになりました。

  12. Claude が /code-review を自ら実行しなくなりました。

  13. /review <pr> が高速なシングルパスレビューに戻り、マルチエージェントレビューは /code-review <level> <pr#> で行う形になりました。

  14. 5 つのクリーンアップ検出を 1 つに統合し、トークン使用量を約 25% 削減しました。

  15. /review <pr> が /code-review medium と同じレビューエンジンを使うようになりました。

  16. claude.ai にサインインしていない場合も ultra オプションが表示され、クラウドレビューに claude.ai アカウントが必要であることが説明されるようになりました。

  17. /code-review --fix がレビュー後に指摘を作業ツリーへ適用するようになりました。/simplify は、完全なバグ探索レビューではなくクリーンアップのみのレビューを実行して修正を適用するようになりました。

  18. /ultrareview が追加されました。並列のチェックで起動が速くなり、起動ダイアログに diffstat が表示されるようになりました。

SOURCES

出典

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